プロレスが小さい頃から大好きで、自分でも撮影したり、会場の前で当時生写真買わない?ってお兄ちゃんに呼び止められてかったり、その後ネットで買ったりしたものがたまりにたまってぐちゃぐちゃだったので、整理しようかな?とアルバムを2冊購入!
メルヘンチックに赤とピンク(笑)
が、一枚、四季時代の写真がでてきました(笑)
浜松町の自由劇場で出演していた三島由紀夫さんの鹿鳴館。
台本渡された翌日にいきなりベテランさんたちが通す中にまじっていただいた役を演じましたが、存在感がなさすぎると浅利先生にお前なんてだめだ!と烙印を押され(T_T)
たった一回のチャンスでセリフのある役は逃げていき、翌日からどうしたらいいのかもわからず、先輩からチャンスはあるからとにかく此の場所にだまっていまさい、見学してチャンスをまちなさいともう給仕頭をはずされたのに何日か見学していたところ、セリフもない、ただいるだけ、そんな給仕の役をいただけました(笑)いまならわらちゃいますが、当時はそうやって首になっていった先輩の話を聞いていたので、とにかく残れたこと、オリジナルキャストとして開幕からずっと出られたことだけでほんとにホッとしたんです。
そんな複雑な思いのつまった作品を同期の女の子たちが見学にきてくれました。
右の森田と左の僕は出演者、そして右から増山美穂、松元香保里、岩本やよい、戸田愛の四人。
美穂はいまではマンマ・ミーアの主役の一人を演じているし、戸田愛ちゃんなんてはいってすぐ、この頃にはマダム・ジリーを演じてまして、いまでもやってるのかな??ほんとは浅利先生は愛ちゃんをアイーダのアムネリスにしたくて何回も歌を聞いてましたけどね。結局やったなかな??
松元かおちゃんはライオンキング、やよいちゃんはオンディーヌの水の精などやってました。あっ、やよいちゃんもそういえばアムネリスの歌聞き、あったのかな〜。
歌聞きとは役の持ち歌を歌うことでオッケーがでれば役をゲットできてハレてキャスティングされ、音程が悪いなどでオッケーでなければ最悪首になるおそろしすぎる儀式でした。いまの劇団の子たちはそんなおそろい儀式はなくなってよかったですね。
まぁ一音落とすものは去れ!と言われてますから(笑)笑うしかない。
そんな鹿鳴館を見てくれた四人、きっと眠かっただろ〜な〜(笑)
懐かしの写真がでてきたのであげてみましたが、たぶんこの四人のなかではいちばん接点の低かった戸田愛ちゃんに渡そうと焼きまししたのにファントムにいきっぱなしで稽古場でほとんど会えずでわたせなかったのかな、、そんな気がします。それがプロレスの写真のなかにあったんでしょうかね。戻れるならこの頃にもどりたいというくらい若い。2006年の春頃だったと思います。