昨日お知らせしましたが、ドーンセンター、行ってきました。
大阪自閉症協会がこのたび、一般社団法人大阪自閉スペクトラム症協会として新たなスタートを切る第1回目の学習相談会だったそうです。
午前の伊丹昌一先生の講義は安定の面白さでした。
何度も学習会で学んだお話でしたが、改めて振り返ることもできましたし、復習にもなりますね。
で、
今日、楽しみだったのはゲイズファインダーの実演です!
以前に、ばうむの茶話会にゲイズファインダーについての取材をされている記者の方が来られて、お母さん方に意見を聞いて行かれたんです。
私は実物を見た事がなかったので、是非今回見てみたいと思いました。
http://ameblo.jp/smilekodomolove/entry-11891863718.html
社会性発達評価装置 ゲイズファインダー
http://www.jvckenwood.com/corporate/csr/social/gazefinder.html
発達障害はできるだけ早く気づいたほうが良いです。
ゲイズファインダーとはなんでしょう?ゲイズファインダーとは・・・
子どもの目線の動きを測定することにより、子どもの社会性の発達について評価する装置です。
子どもの社会性の発達(人への興味や指さしへの反応性など)について、保護者と客観的な結果を共有し、子どもの発達への理解を深めてもらうためのツールとして、自治体の協力により乳幼児健康診査(以下、乳幼児健診という)等での活用がモデル的に進められているとともに、その応用として、医療現場における自閉スペクトラム症(ASD)の早期発見のための診断補助装置としての活用についても、検討がなされています。
今までも自閉症の診断法としてM-CHAT(エムチャット)という問診表やADOS(エイドス)という診断ツールがありましたが、時間がかかると言う難点もありました。医者の技量や熟練さに左右されることも。
そこで、客観性や信頼性、可視化できる納得などの条件を満たすものとしてゲイズファインダーが開発されました。
今日は子どもさんがいないので、大人の参加者の有志の方が実験台に・・・。
こういう感じで画面に向かって映るものを見るだけ!
そして、その人の目線が記録されます。
これでASDの人の特徴を可視化できるわけです。
ただし、今はこれで診断できるわけではありません。けれど、手がかりとはなるはずです。
きっかけにもなるでしょう。なにしろ、モニターを見ているだけで良いんですから、受ける方は楽ですね。
今後はこれを扱う専門オペレーターの養成が急務となるようです。
あと、数年すればもう少し価格が下がるそうですが、今は車が買える位のお値段だそうで
こちらを研究されているのは子どもの発達科学研究所という所で、5つの大学の研究センターによって設立されました。
大学が協力し合って研究するって、良いですね!