今日のばうむのきょうしつ | 例えば子供の引き出しの中

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発達障害関係者(主にお母さん)ならどなたでも参加できる茶話会を開いています。「ばうむの会」でFacebookやってます。
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今日のばうむのきょうしつです。


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昨日の学習発表会の疲れもものともせず、元気よくやってきてくれました!


発表会の裏話を聞かせてくれたり、みんなで歌った歌のなかで披露した手話を教えてくれたり・・・。

誰かが台詞を間違った時はスルーしなさいと教えてもらっていたそうです。

そこで止まると芝居が止まってしまいますもんね。自分が間違えてもそのまま進めるそうです。

みんな、それを守っていたから、見ているほうも気付かなかったんですね~。

エライ!


今日の内容です。

学習発表会は終わりましたが、これからも面接がありますし、就職してからも分かりやすい発声で話すと言う事はとても大事です。

なので、少しだけ続ける事にしました。

口先だけでゴニョゴニョっと話す感じの生徒さんもいますので汗


割り箸を口にくわえての練習も。


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あごが固定され、口の周りの筋肉が鍛えられます。タテにくわえるやり方もあります。それのほうがキツイので次回以降に・・・。


プリント学習に集中する生徒さん。


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最後にちょっと時間を長めに取って、心のプリント。

教室らしい場所で4人の生徒がなにやら落ち着かない様子が描かれている絵を見てもらい、それについて色々話し合います。

そのあとで、その4人のうち自分がどの子か決めてもらい、その子の気持ちになって質問に答えてもらいました。

生徒のAくんはヤンチャそうな男の子に紙くずを投げられている女の子の気持ちを。

もうひとりのBくんは紙くずを投げている男の子の方を選びました。

こっちを選ぶというのは意外でした。その上でそれぞれの気持ちを語りあい、

その後、第三者目線で「その状況を見たらどうする?」と質問。


Aくんは「やめろという。」

Bくんはなんと「見ないようにする。」


一般的には「やめさせる」「注意する」「先生に言う」という意見が出るでしょう。

Bくんはなぜそう思ったのでしょう?


なかなか上手く言葉を選べない彼なんですが、一生懸命答えてくれたことを要約しますと

「ケンカや揉め事に巻き込まれると危ないから」

と言う事のようです。


なるほどね~!ひらめき電球

それは一理ある!

止めに入って止められる健常児さんならば、「注意する、止める」もありでしょう。むしろ、学校ではそっちが正解寄りでしょうね。

しかし、現実的に知的・発達障害児である彼らがここで揉めている人の間に割って入って、果たして止められるでしょうか?

ここでは何もしないで、誰かに伝え、任せたほうが良いかもしれません。

きれいごとではない、リアルですね(笑)


いや~、勉強になるわ~!


来週も楽しみです。


こんな教室です。お問い合わせ、お待ちしていますニコニコ

平日、学校が終わってからの都合の良いお時間でどうぞ。

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子供さんの困りごとに応じて使う教材なども違いますので、まずはご見学や体験をおススメします。

無理やり引き止めたりしませんのでご安心ください!







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