今日のばうむのきょうしつ | 例えば子供の引き出しの中

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また台風が心配されましたが、何とかお天気、もってくれました。


今日も元気よく生徒さんが来てくれました。

しばらく数の概念をやっていなかったので、今日は数字のプリントも用意しました。


以前、10の数の合成分解や「数詞-数字-具体物」の3項関係はだいたい理解できているようでしたので、数の順序の序数性と数の量の理解の基数性まで見てみようと思い、数字の並び替えプリントを出しました。


例えば「3,6,8,1」という数字を小さい順に並び替えると「1-3-6-8」となります。これは出来るだろうと思いました。


しかし、12問中、1問しか正解はありませんでした。どうも難しかったようです。(1問目は解説しながら一緒にやりましたので。)


なぜだ?!あせる


彼は簡単な足し算はできます。

数の大小もわかっています。

7を「なな」と読むことも「●●●●●●●」であることも分かっています。


「1,2,3,4、○6,7,8、・・・」○にはいる数字は?の問いにも「5!」と答えてくれます。


もう一枚、違うタイプのプリントをしました。

3×3の9マスの中に1から10までの数が書いてあります。

ある1つの数字だけが足りないわけです。その数を当ててもらいます。


一見、こちらの方が難しく見えたのですが、これはスラスラ解けました!


全問正解です!


もしかしたら、問題の理解が難しかったかもしれないし、初めての問題に戸惑ったかもしれないし。

一度だけではコレが弱いとは決められません。

でも、手がかりにはなります。


次回は4つの数を視覚的に分かりやすくタイルにしたり、4つのカードの並べ替えでやってみたいと思います。


余談ですが、トランプの7並べは数の大小の理解に良いですよ~。






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