DAISYとはDesital Accessible Information Systemの略です。
製品名ではなく、文章、音声、画像を統合したデジタルテキスト作成のための世界規格だそうです。
パソコンやタブレットで読めます。
DAISYの作成は今はボランティアが作成しているそうです。
文科省がやってるのかと思ったら違うんですねー。
こういうとこに予算使いなさいよ!
今後はテストの問題、回答に音声付powerpointを用いたりすることもできるようで、実際3人の子ども達にテストしてもらった結果、だいたいは成績が上がったのですが、少し下がった社会科などもあり、まだまだ分析が必要なようですが、どんどん可能性は試すべきだと思います。
読みに困難があるタイプには
音韻性読み書き障害(言語的な音韻処理の問題)と視覚性読み書き障害(視覚認知、眼球運動の問題)があり、重複する子もいます。
読み速度を計測するアプリがあり、読み手の視点の移動や文字間の移動の長さ、距離等、それを計測する事でまあ、ざっくり説明しますと
「読み書きに困難な人ほど初見の文章を読むのが長くなる」
という事が分かるわけです。
短時間での眼球の飛越運動、つまり目の動く速さをサッカードといい、見ている視点の動く距離をサッカード距離といいます。日本語だと3~5文字だそうです。
サッカードには文章の流れに従った視点の移動の順行サッカードと、見る視点が戻ったりする逆行サッカードがあり、やはり注視点の数が多く(文字を一つ一つ拾い読みしている?)、意味のない逆行サッカードの回数が多い子供は読みが困難な傾向があるそうです。
文章を流れどおりに読む事が出来、更に語彙力を上げることでパフォーマンススコアは上がる(正確に読む)ようです。
なんか難しい話になりました・・・。
眼球運動を高める事と語彙力や言葉の力をつけること、どちらも大切です。
けど、その子がどちら寄りなのか分かることができれば、その子の努力が少なくて済むんじゃないかなぁ・・・。

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