なぜそうすると良いのか?を教えることが大事です。 | 例えば子供の引き出しの中

例えば子供の引き出しの中

発達障害関係者(主にお母さん)ならどなたでも参加できる茶話会を開いています。「ばうむの会」でFacebookやってます。
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明らかな自分のブログへの誘導的なコメントはお断りします。

さっき、テレビを見ていたら、発達障害の子どもには視覚的に訴える方法が良いとして、声の大きさを絵に描いて貼ったり、相手の気持ちを知る方法として顔の表情を絵に描いて貼ったりしていました。

これはよく知られたひとつのいい方法です。

けど、貼ったからよし!ではダメですよー。

貼った張り紙を見てすぐに理解できるようなら苦労はしません汗

声の大きさが1ならこのくらい、2ならこのくらい・・・。

それを実際にその子に声に出させてください。
その前に指導者が見本を見せるのを忘れずに!
そして、できたときは褒めます合格

表情もです。簡単なイラストで描かれた「顔」を実際の顔と同じものだと認識できない子供もいます。自分の顔、友達の顔ではないから別物だ、と思ってしまうかもしれません。

その時も指導者が色んな表情を見せ、本人にもさせる。
友達もする。顔の表情当てっこなんかで、遊び感覚で学ぶのもいいかもしれませんねニコニコ

そして大事なことは、なぜそうすると良いのかを教えてあげること。目的、意味を教えてあげること。

本や何かで示される支援法は代表的なものです。それをその子に合った方法にアレンジしてください。

「本のとおりにしたのにできない。うちの子はダメなんだ。」
「本に書いてあることは嘘っぱちだ。あんな方法はダメだ。」

なんて、悪者探しはやめましょう。
いつも言いますが、支援法はひとつじゃないんです。その子その子に合った支援法を見つけてやるのが支援なんです。

そんな感じで私もまだまだ勉強することいっぱいです。