自己肯定感を得る事が出来た3年間の集大成! | 例えば子供の引き出しの中

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次男、あさってから修学旅行です。
名古屋方面へ2泊します!

小学校の修学旅行は1泊だったので、一人で2泊は初めてです。
楽しみにしているのですが、時々自分に言い聞かせるように

「2泊なんかすぐや!」「雨降るけど1日目は室内やな。」「・・・ちょっと心配やけどな・・・汗

などと言っています。出かけてしまえばなんてことなく、楽しくやってくれると思うんですけどねー。
いつも、ちょっと「日常とは違う出来事」が控えている時は不安になるようで、それが楽しい事でも同じです。
こういう子供の特性ですね。それが「日常」となってしまえば大丈夫。

幼稚園、低学年のころは、何もわからなさすぎて、不安になることもなかったのですが、高学年位から色々と彼なりに考える事も多くなったのか、不安を言葉や体で訴えるようになりました。
小学校高学年あたりは彼にとってはかなり過ごしにくい時だったと思います。

国語と算数は支援学級で受けましたが、その他はクラスで。
分からないことを質問できる子ではないので「質問は?」といわれても答えられない。
先生の話が分からない、板書するスピードが遅い、そのうち眠そうにしている・・・。
休み時間も決まった友達としか遊べない。友達がいないときは一人でぼんやりか、先生の所へ行く。
低学年までは小柄で可愛いと、女子が遊んでくれたけど、高学年ともなるとそうも行かない(笑)

思いっきり自己肯定感が低かっただろうと思います。

中学は支援学校に進学しました。知っている友達もいなかったし、バス通学という初めての体験。初めはちょっと不安な素振りもありましたが、普通学校では一番下のほうにいた自分がここではそうでもなく(障害としては軽度ですからね)、やったことなかった友達の世話、先生に頼られる、クラス委員、生徒会なんて考えられなかった役目を賜り、どんどん自信を持てるようになりました。自分から何かをするという事がなかった子なのに!

学力は得る事ができなかったけど、自己肯定感や自信を持つ事が出来た!
それが支援学校に進んで一番良かった事かな?
修学旅行でも、先生の手伝いをするそうです。

この3年間の集大成(って、大げさかな?)となる修学旅行。
無事に楽しく、いい思い出になると良いなニコニコ