醤油「今日は大事な話があってみんなに集まってもらった」
みりん「一体どうしたんだい醤ちゃん」
酒「そうだよ、急に呼び出しだなんて珍しい」
砂糖「俺なんてデートの途中だったんだぜ。これから甘い言葉であの娘をGET(おと)しちゃうところだったのに」
醤油「忙しいところ悪いな。今日集まってもらったのは他でもない、これからの照り焼きについて相談がしたかったんだ」
みりん「照り焼きの話?」
酒「今更なんだってんだい?」
砂糖「いいじゃないか、SHOちゃんが言うくらいだから、なにか考えがあるんだろう」
醤油「俺たち4人は、鉄の絆でいままで照り焼きを支えてきた。日本の、いや世界の食卓に幸せを届けてきた──その自負はある」
みりん「確かにそうだね」
酒「照り焼きは今や世界に誇る調理法だからね。俺たちじゃなければ照り焼きは作れない、そう思ってるよ」
砂糖「海の向こう、ステイツでもTERIYAKIとして愛されてるからね」
醤油「ああ、だけど俺は思うんだ。このまま、何も変わらないでいいのかって。照り焼きは、いや、TERIYAKIは、次のステージを目指した方がいいんじゃないかって」
みりん「次のステージ?」
酒「今のままでも俺たちは十分に成功している。それの何が不満なんだ?」
砂糖「みんな少し黙れよ。落ち着いてSHOちゃんの言葉に耳を傾けるんだ。俺たちのリーダーは、思いつきでこんな事を言うやつじゃない。なあ、そうだろ?」
醤油「ああ、俺だって今のメンバーが最高だと思ってたよ。俺たちならどこまでもいける。世界でもやっていけると思っていた」
みりん「じゃあなんで今更!」
酒「俺たちに不満でもあるのか?」
砂糖「みんな、もっと冷静になれって。SHOちゃんの顔を見てみろよ。彼は誰よりも苦しそうな顔をしている。そう、きっと苦渋の決断なんだ。俺にはわかるよ」
醤油「……俺たちに、新しいメンバーを入れようと思う」
3人「!!!!!!」
醤油「実は今日も来てもらってるんだ」
みりん「誰なんだ?」
酒「想像もつかないな」
砂糖「俺はSHOちゃんの決めたことなら従うよ」
醤油「おい、来てくれ!」
・
・
・
?「『誰だ?』って聞きたそうな表情(かお)してんで自己紹介させてもらうがよ。おれぁ、おせっかい焼きのオイスターソース!」
3人「!!!!!!」
みりん「オイスター……」
酒「ソース……だと……!?」
砂糖「フッ。SHOちゃん、いいヤツを見つけたね」
オイスター「この世界には数え切れないほどの調味料がある。その数は数百万、いや、数千万にもなるだろう」
みりん「??」
酒「??」
オイスター「そんな中で、俺たちは出会った。この出会いは奇跡と言っても過言ではないだろう。キセキ、乾杯」
砂糖「ハハハッ、オイスターのくせになかなか甘いこと言うじゃねえか」
醤油「俺たちが次のステージに進むためには、オイスターの旨味が必要だと思うんだ!なあ、みんなどうだろう?」
みりん「俺は……」
酒「……」
砂糖「俺はいいと思うよ」
オイスター「みりんッ! 砂糖ッ! あんたらの絆はよく知ってる。でも一度試してみてほしい。もし俺が気にくわないならそれでいい。その時は──オイスターソースはクールに去るぜ」
みりん「オイスター……」
酒「お前……」
砂糖「まずは試してみよう。その後のことはその時に考えようぜ」
醤油「みんな……急な話で驚いてるかもしれない。でも、これで俺たちは次のステージに進めるはずだ!」
みりん・酒「醤ちゃん……」
醤油「行こう、照り焼きの向こう側に!!」
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✳︎照り焼きオイスターチキン丼
★★★レシピ★★★
1

切った鶏肉に★を揉み込みます。
2

焦げ付かないように、中瓶~弱火でじっくり炒めます。
3

小さめの器に生卵を入れて、全体がかぶるくらい水を張ります。
4

500Wのレンジで50~60秒チンします。
5

ご飯に肉とトッピングを乗せて完成です。
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まあ、隠し味ということで!
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今日は朝から自転車に乗って、某夢の国へ向かいました。
帰り道に、河川敷の原っぱを見ると
「この世界に僕たち2人だけみたいだね」
「あなたとなら、何も怖くないわ」
みたいな甘いトークで盛り上がってるんだろうなーと思うと、なんだか和やかな気持ちになったのでした。








