黒酢──。
その響きにそこはかとない愛おしさを覚えるのは何故だろうか。ただの「酢」や「米酢」、ましてや「すし酢」には、そのような気持ちを持ち合わせたことはない。
誤解のないように言っておくが、私はこれらの酢を蔑ろにするわけではない。ただ、黒酢という存在があまりにも眩しすぎて、私はそれだけで目が眩んでしまうのだ。
スーパーへ行ってみたまえ。そして酢のコーナーに行きたまえ。君は黒酢の高級さに驚愕するだろう。他の酢とは一線を画す存在感に圧倒されるであろう。
その黒光りするフォルムは何者にも例えようがなく、私は深くため息をつき、そして無意識に黒酢を手に取るだろう。
家路についた私は直ぐに黒酢を開栓し、その芳しき香りを楽しむだろう。
世知辛い世の中ではあるが、この黒酢の魅力に取り憑かれているうちは、私もなんとか生きていくことができる──。そう、思うのだ。
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✳︎鶏と野菜の黒酢あんかけ
★★★レシピ★★★
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昔は黒酢の独特な香りが苦手だったのですが、今では黒酢と聞くだけでヨダレが出てしまいます。
暑い日が続きますが、黒酢料理でさっぱりといきたいですね。



