サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいい話ですが、それでも私がいつまでサンタなんていう想像上の赤服おじいさんを信じていたかというと私は確信をもって言えますが
よく覚えていません。(キリッ)
ただはっきりしているのは、小学校一年生の頃にもらったプレゼントが何だか小難しい地図帳だったということです。
これです。
このような完全に父の趣味だとわかるプレゼントを7歳でもらっているあたり、当時の私は恐らく「サンタは身内だろう」ぐらいに思っていたでしょうが、まあそれはおいておきましょう。
しかしこの地図帳をもらったこと自体は非常に嬉しくて、二つ年上の兄と一緒に「次はどこの国に行く?」なんていいながら地図帳にかじりついていました。
そんなある日、兄が目をキラキラさせながら私のもとへやってきました。
兄「おい、ここ見てみ」
私「なにー?」
兄「エロマンガ島ってのがあるぞ」
私「えー!」
小学生男子がいかにも好きそうな「エロマンガ島」という島を発見し、それはもう二人とも大喜びでした。小学校の地図帳にはもちろん記されていないので、なんだか「ひとつウエノ男」になった気がしていました。
時が流れて中学生くらいになると、私と兄はほとんど話をすることはなくなっていました。二人とも素行がよろしくない感じで、「あァン?」とか「てめーこの野郎」ぐらいしか会話はありませんでした。当時の「週刊少年ジャンプ」は読むものではなく、角で相手の頭を殴りつけるものでした。(安西先生すいません)
そんな時、兄が急に私に話しかけてきました。
兄「おい」
私「あァン?」
兄「エロマンガ島、沈んだらしい」
私「あァ…ええーっ!」
兄「なまらやべーよな!」
私「わやだ!それはわややべー!」
といった感じで久しぶりにまともな会話をしました。(まともか?)
後から聞くと、エロマンガ島は今でも健在で、しかし当時、都市伝説的に全国で「エロマンガ島は沈んだらしい」と言われていたそうです。
まあそんなことはどうでもよくて、最悪だった兄弟の仲を繋いでくれた「エロマンガ島」、そしてその架け橋となったのがクリスマスプレゼントとしてもらった地図帳だと考えると、うちの両親も粋なことをしてくれたもんだなあと思いまして。まあ結果オーライって話ですけど。
あれ、ちょっといい話しちゃいましたかね? すいませんクリスマスなのに泣かせてしまって。ははは、うっかりしていました。
エロマンガ島、万歳!
-木村食堂「アニキとボクと、時々、エロマンガ島」より抜粋
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♦︎照り焼きチキンちらし寿司
レシピはこちら(エロマンガ島名物はクックパッドにありませんでした)
本日は茶番が長すぎてここまで辿り着いた人は2~3人ぐらいしかいないと思いますが、ちょっとクリスマスを意識した鶏肉のちらし寿司です。酢飯と照り焼きソースの相性が抜群でした。




