私は基本的に「朝はごはん派」なのですが、妻が無類のパン好きのため、いちおうネオソフトを常備しています。
そんな我が家では、私が朝食を作ろうと思っていると、遠くから「パァーン」という鳴き声が聞こえてくる時があります。どうやらパンが食べたいようです。
朝からダンディズム溢れる私はギムレットを片手に「やれやれまったくしょうがない女だ」と呟きながら朝ごパンを作るわけです。
巷ではワイルドプーさんなどと呼ばれている私です。「朝だから」だとか「パンだから」という理由で容赦したりしません。とりあえずのせれるものは全部のせます。お腹満腹のワイルド仕上げです。
と、出来上がったパンを見て私が「ちょっとワイルドすぎたかな」と思ったのも束の間、5秒で食べ尽くした妻から「ヨォグルトォ」という鳴き声が聞こえてくるのです。
私はドライマティーニ片手に「やれやれまったくしょうがない女だ」と呟きながら、デザートのフルーツヨーグルトを用意します。私から溢れ出るダンディズムとフェミニズムは、朝夕問わずで年中無休なのでした。


