はい、どーも。
弱視と判断されたとき、おそらく最初に出てくる薬がアトロピンだろう。
正式には「硫酸アトロピン」で「硫アト」とも呼ばれている。
(以後アトロピンと呼称する)
アトロピンは全身にいろいろな作用がある。
内服薬(飲み薬)として胃薬に入っている場合や、
- 胃・十二指腸潰瘍における分泌並びに運動亢進
- 胃腸の痙攣性疼痛
- 痙攣性便秘
- 胆管・尿管の疝痛
- 有機燐系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒
- 迷走神経性徐脈及び迷走神経性房室伝導障害
- 麻酔前投薬
- その他の徐脈及び房室伝導障害
- ECTの前投与
緊急時に心臓が止まりそうなときに使われたりもするが、その多くは眼科の薬として散瞳と調節麻痺の作用を期待し点眼や眼軟膏で使用している。
そのアトロピンは時に使うのか?
木元 徹夫@目守de近視回復