どことなく不気味で、どことなく哀愁
細かい動作チェックを行ってもらいつつ、
スケジュールのディスカッションの時間が、
あまりない、と聞きました。
今回の対象は高校生の就職に向けた歯科衛生士のお仕事体験というテーマですが、
〝キッザニア風〟〝座談会〟のどちらの配分を多くするか
こちら、キッザニア風
こちら、座談会
特に深く考えず、ファントム模型を4つ買ってしまいましたが、
未だに、ファントムを4つ買うなら
こっちのファントムを4つ購入したほうが、満足度が高かったのではないかと自問自答しながら、
座談会とキッザニア風の時間配分を考えてもらおうと思いますが、
歯科医院側としては、
ファントム模型を用いたキッザニア風のほうが実は簡単ですが、
本当に歯科衛生士への就職を考えてもらうなら、座談会、
むしろ、患者さんとして来てくれている他院の歯科衛生士さんも交えた覆面座談会
覆面座談会
のほうが、よりリアルに歯科衛生士さんの実態を伝えれるのかな?とは思います。
今週、はっ!と気づいたのは、
仕事のきっかけについてのクエスチョン。
当院の患者さんのお仕事は
日亜化学
公務員、
市役所、県職員、警察、消防、教育、保健所、国土交通省などなど、
飲食、建設、医療、小売、などなど
大切な仕事だなぁ、と思っている人に、
「その仕事の魅力を教えてください」
と尋ねると、かなりマニアックな話になる事が多く、
最近では消防士さん。消防車のデザインに始まり、阿南市の消防車の塩害対策の空調管理という、かなりマニアックな所まで
我々歯科医師が5倍速の好みのメーカーや重量バランス、回転フィーリングを語るくらい、
患者さんと仕事の話をすると、お互いの枝葉の満足点に話が行き着き、大まかな満足度がなかなか見えてきません。
当院の歯科衛生士さんに歯科衛生士の魅力を尋ねても、枝葉のかなり細かい所に行き着くので、
考えに考えてもらった歯科衛生士の大枠の大きな魅力は?
との結論は
〝暑くなく、寒くなく、立ちっぱなしでもなく、座りっぱなしでもない〟
これは歯科衛生士の魅力の妙を得ている表現だと思い気に入ったフレーズです。
当院が出した究極の結論、至高の回答として高校生さんには伝えようと思います。
では、魅力を自身が感じない仕事をなぜ従事しているのか?
魅力のない仕事は、
毎日のようにかかってくる電話営業なのですが、
歯科医師会の会議が車で7分ほどの会場で20時からある時は診療後少し暇なので、電話営業を聞くようにしています。
大体尋ねるのは、
電話営業で紹介するビジネスを受ける場合の信用度調査のため、
年齢、勤続年数、出身地、
また電話をかけているフロアーにいる人数、
そのフロアーの責任者の大体の年齢、
また担当者が今後勤続するかどうかの意思、
くらいは尋ねてから、電話営業の内容を聞くようにし、
資料を郵送可能なら、ジャンルを問わず郵送してもらいます。
あと正直に電話営業のみは基本的に興味がない事は事前に伝えます。
今度電話営業の話があれば、なぜその職業に就こうと思ったのか?
その魅力とは?
そのあたりが、歯科衛生士の魅力を考えるきっかけになるかと思っています。