療養期間にもう一回見たいなーと思ってたドラマなんだけど
密林で無料だったけど有料になってたので断念した(笑)
原作はカズオ・イシグロって作家さんの小説で
ブッカー賞 や ノーベル文学賞もとった人。
原作は10年以上前に読んでたけど、忘れかけてたので
1、2年前にドラマを一気見した。ドラマを見て分かった事のが多かったなぁ
良くディストピアの代表作みたいに語られるお話なんだけど
希望がほとんどなかった話だったと思う。
人の深層部分の残酷さとか、そう言ったものを改めて感じさせる。
感想を言うと 一言。
「何もない…。」コレに尽きるなあ…。
ちょっとネタバレ含むかもしれない あらすじ だけど
臓器提供をする為にこの世に産まれたクローン達と
そのクローン達を育成する学園施設のお話。
そのクローンは「提供者」とか「天使」と呼ばれ、
学園では奉仕の精神みたいな教育を洗脳的にされる
成長していくにつれ自分達の使命を知っていく、
逃げ出そうとする者、生殖能力がないゆえに愛欲に溺れる者
恋愛にしがみつく者、「期限」まで自由奔放に生きる者
政治的活動に没頭する者。
クローンにも心はあるから生き方もそれぞれで…って話。
このドラマは役者さんの演技が全員素晴らしい。
話のはじまりはちょっと退屈ささえ感じる位ゆったり流れるけど
後半は突き刺さる事が多かった。
また見たかったなぁ~。