蝋纈染めとは、蝋に樹液を混ぜ、模様を描き浸染した後蝋を落とす技法。

堰出しとは、友禅の技法の一つで、糸目で防染するのでなく、模様の外側を糊伏し、内側に色を挿すのだそうです。

このため、糊糸目のような輪郭線はありません。




真綿の帯にこのような技法で表現された柄付けは、技術的にも素晴らしい希少な逸品です。

と書きながら、私がこの技術を理解しているとは到底言えないのです。

でも、こんな可愛い帯締めて、宮島を歩いたらステキかなと思います。



ラブお客様の着姿

2021.博多"唯一無二の会"でお求めいただきました、

"縞屋"謹製本結城の本藍染めに、独身時代にお母様がおつくりくださったお気に入りの帯を合わせてご来店くださいました。

帯締めのコーディネートに迷ったそうです。

ステキな着姿、いつも有難うございます。

お草履は"和小物さくら"真綿のふっくらした台に赤の前ツボのお草履、きものサロンで紹介された逸点です。

今回の帯にも良くお似合いですね。

帯を変えた時、もう少し違うタイプのお草履も良さそうですねとお話しました。