橋爪清貴氏
京友禅の手描き職人として30年、その後、日本の伝統的な蒅を使った藍友禅の創始者として、活躍され、
国内外ともに著名な方です。
着物だけでなく、襖絵や掛け軸などの大作も創作。東寺などで展示され、どれも目を疑うほど見事です。
そんな橋爪清貴さんの染めに依る反物。
藍染めは、染める回数に依り、水色→コバルトブルー→紺→ナス紺→そしてこのナス紫と色を変えてゆきます。この色は正にナス紫、究極の藍染め、35回以上の染めと思われます。
またこの生地は1疋(1反の2倍の長さ)を１反分分けていただいたものです。
染めは糸を染める以上に難儀であったらしいです。
このような反物を扱えていることに、
有り難さと不思議さと感謝の気持ちです。
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