「小千谷縮制作体験講座」のご報告、その4です
宿泊したのは『小千谷パークホテル』
このホテルは、小千谷縮の産地問屋さんの西脇商店さんの経営
小千谷縮を応援する意味で宿泊しました
ホテルの部屋からの街の風景↓
山あり川ありの、とても美しい街です。
そして人が優しい。体験に来て本当に良かった!
では、体験内容を。
括り終わった糸は、染めの工程に入ります。
糸をまんべんなく染めるため、金属の枠に平坦に巻き付けて、染めていきます。
↓まずは、糸の糊を落とすのに、熱湯に浸します。
↓次に、藍を溶かした液に浸し、糸束の奥まで染液が染み込むよう、モミモミします
はじめは緑色
液から引き上げて
空気にさらすため、金属の枠を持って、振り振りします(笑)
なんだか、楽しい(笑)
染液に浸してモミモミ+空気にさらすため振り振り、を5セット
はじめは緑色で、ムラがある染まり方だったのが、上記を5セットしていくうちに、だんだん藍の深い色になり、ムラなく均一な色に染まりました。
↓そして、一旦、水洗い
↓そして、色止め加工
籠目模様を作っている5人で記念撮影
みんないい笑顔〜
色止めが終わったら、干して乾燥させます
乾燥したら、室内に戻って、括りの糸の解き作業に入ります
↓括った時のように、糸束を張って、各自で解いていきます
みんな黙々と解き作業↓
括る時は、解くときに楽な結び方をするのですが、これが慣れないうちは本当に難しくて、大変だったのですが、解く作業をすると、やっぱり、この結び方でないと、って思いました。括った綿の糸が、染料で固くなってしまうので、解きにくくなってしまって、作業的には、解くのも結構大変なのです。
解く時はこんな感じ↓中から、染まっていないところが出てきて、ちょっと感動(笑)
↓解いた綿糸
↓早く終わった人や、指導者さんも手伝ってくれて、みんなで助け合って解き終わりました
解き終わったら、ひとまず、金枠に巻き付けて、これでこの三日間の作業は終了!
籠目模様の5人分の糸↓
次の工程の機織りまでには、これを一本ずつバラして、織るための糸巻きに巻くまで、様々な作業があるのですが、この作業はド素人のワタクシたちでは出来ないので、主催者様の方でやってもらえます。
なので、約1ヶ月後の次回の体験講座では「機織り」から始まります。
チアキ塾の9月までの予定はこちらをどうぞ→→予約可能日