● 本場結城紬の縮織りとは。柚木沙弥郎帯で。
先日着用した着物は、本場結城紬の縮織
↑幾何学系の柄が、可愛いのです。
↑柚木沙弥郎帯は、器文。民芸チックなのに、モダンな感じもする、大好きな帯。
そして、表題の件。
本場結城紬の縮織についてご説明させていただくと、
本場結城紬の中には、平織りと、縮織りがあります。
世の中に出回っている殆どは、平織りです。
平織りは、経糸も緯糸も手つむぎの無撚糸でできています。
縮織りは緯糸の無地糸のみ手つむぎ糸に撚りをかけた撚糸、その他は手つむぎの無撚糸でできています。
つまり、縮は、絣柄が多ければ多いほど、撚糸の割合が減って、シボが立たないので、見た目には、縮織であることがわかりにくいです。
この着物も、見た目には、縮織であることがわかりにくい着物です。
チヂミといえど、縮んでない(笑)
あなたが持っている結城紬、実は、縮織だったりする可能性も、ゼロではない(笑)
ちなみに、結城紬のことを知る講座は、次は、8月に東京で集中講座を予定しています!お楽しみに!
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