● 見つけてしまったレア大島!
 
 

先日、レアな大島紬を見つけて購入してしまいました!

 

 

なぜ、レアか、というと、すごく手の混んだもので、きっと、もう、こんな大変なものは作られていないから。バブル期の産物だと思います。

 

 

それはこちら↓

↑9マルキカタスの泥染大島。柄が全部上を向いている付下げタイプ。

 

 

今回注目してほしいのは、9マルキでもなく、カタスでもなく、泥染めでもなく、『付下げ』タイプの絵羽の柄付けというところ!

 

 

今でも、9マルキカタスは作られているし、泥染めも行われているので、理論上は作ることもできるのですが、この絣の柄付け方が大変すぎて、手間と時間とお金がかかりすぎて、きっと、もう、作れない!おそらく、バブル期の産物だと思われます。

 

 

↓縫い目に渡って柄がつながっている絵羽タイプ!

 

 

背中心も、脇線も、衽線も、袖付けも、ぜ〜んぶ柄がつながってる!

 

 

↓縫い目に渡って柄がつながっているところを赤丸付けてみました(笑)

 

 

↓しかも、上前裾部分を中心に、総絣で、柄が濃い(柄がより白っぽく抜けて見える)

 

 

総絣部分↓

 

 

しかも、よく見ると、柄が全部違っていて、繰り返し模様が一切無い!!

 

 

繰り返し模様がないってことは、絣を作るのがすごく大変ってこと!

 

 

締機での絣締め、どうやってやったんだ????あ〜もう、眠れない(笑)

 

 

こうやって、見分け方講座のサンプルが、どんどん増えていくのです(笑)

 

 

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