● 色無地の色の選び方と注意点
先日、お客様から、こんな質問をいただきました↓
「色無地を作る予定があるのですが、どんな色が似合いますか?」
色無地を作るときは、パーソナルカラーで選ぶと良いです。
でも、注意しなければならないのは、いくら似合うといえど、色喪服に見える色は、やめたほうが良いです。
例えば、濃いめのグレーとか、濃いめの寒色は、色喪服に見える可能性があります。
もし、そんな色をどうしても選びたい場合は、地模様が派手なら、色喪服に見えないので、大きめの地紋目立つ地紋を選びましょう。
そう、色無地選びで、忘れてはいけないのが、生地感なんです。
多くの方が、色無地というと、色ばかり気にしてしまうのですが、色と同じくらい大事なのが、生地の素材感です。
地模様はあるのか、ないのか、
地模様があれば、大きめなのか小さめなのか、どんな形なのか、目立つのか目立たないのか、
光沢感はあるのかないのか、
などなど、
似合う似合わないも、もちろん関わりますし、
色無地は、基本、お茶かフォーマルに着用するので、用途や年齢によっても変わってきますので、似合うものだけを考えていてもだめな場合もあります。
しかしながら、やっぱり、似合うものが基本なので、似合うものに関しては、、、
大まかに言うと、お顔が派手目な方、地味なものが似合わないと自覚のある方は、あまりにごりのないお色で、地模様が大きめで目立つ方がいいでしょう。ツヤ感もあっていいですね。(あくまで、似合うもの基準の場合です。習い事や用途によっては、地模様が大きいとだめな場合がありますので注意。)
お顔が派手じゃない方は、色は穏やかな方がいいし、地紋もあまり大きくなくていいでしょう。艶艶しすぎていると負ける可能性がありますね。
色無地を選ぶときは、どうぞ、色だけでなく、生地感も含めて選んでくださいませね!
色無地は、他の着物と違って柄がなく、色と生地感で勝負なので、奥が深いんですよ〜
似合うものを理論的に知りたい、という方は、顔タイプパーソナル診断を受けに来てくださいませ!似合うものが理論的にわかると、一人で着物や帯を選べて、組み合わせもできるようになりますよ!