あら?
もう12月?

信じられない!!



かなり間があいてしまいましたが、『東京日和』の続きを・・・!




『なごみ庵』さんのワークショップ、フットセラピーを体験させていただきました!


「良い!」という評判をネットの色んなところで拝見していて、
いつかお世話になりたい・・・と思っていたのです!


でも、『なごみ庵』の雅恵さんは、私にとっては、以前から
「着物のセンスが、ものっすごい素敵な方」という目線で、
(ネットで一方的に)拝見していた方だったので、またも
「芸能人」の方感覚なのですよ、私にとって!


だから、「芸能人に足を見ていただく」ってシチュエーション、
絶対ありえない!ドキドキ!みたいな思いもあったわけです。


和服が似合う芸能人というと、ナ○タニ ミキ とか、
トキ○ タカコとかですかね、そういう方に足を見てもらうとか、
出来ます?? 私は無理!!




しかーし、このワークショップの前に、雅恵さんにお声掛けを
いただいて、とある場所でお会いできる機会があったのです。


これまた、「芸能人からお誘いが!!!」と、目ん玉ひんむく
勢いで、スマホをガン見・・・
これ、何かの間違いじゃなかろうか、みたいな・・・

オレオレ詐欺的なものを疑ってみたり・・・
フェイスブックの乗っ取り事件とかもあるし・・・
とか、一瞬の間に色々考えてしまった私!!


でも、勇気出して、「お邪魔します!」とお返事。
(この時はなぜか決断早く、この間、3秒くらい)



実際お会いしてみたら、想像以上に気さくな方・・・
オーラがあるので、私の中で芸能人感覚は変わらずなのですが、
何よりお人柄が素敵で!

矛盾してるかもしれないけど、「足を見ていただきたい!」という思いが
ムクムク湧いてきて、ワークショップにすべり込みで応募させて
いただいた次第です!





長いなー、すみません。
でもこのまま行っちゃいます。





そして当日、私の足を見て、ちょっと触っただけで、
「○○○○○(詳細は内緒)」と、性格診断されちゃいまして、
深く付き合った友人たちから、言われがちな言葉を言われ・・・


えー
お会いしてまだ2回目で、
足もまだそんなに触っていただいていないのに、
そんなこと分かっちゃうの?!

という感じで・・・!!




ビックリしたのもつかの間、足を揉んでいただき始めると、
あまりに痛くて、階下には素敵なお着物空間が広がっているのに、
不釣り合いな「ぎゃーーーーーー!!!!!」みたいな声を
出してしまいました・・・

(出展者の皆様、お客様の皆様、大変申し訳ございませんでした・・・)



でも雅恵さんは


「まだ20%も力を出していないですよ」

「疲れすぎていますね、だからこれだけ痛いのですよ」

「この痛みは、身体の痛みですよ」


と!!!





ここ数年、仕事で色々ありましてですね、疲れているのは
知っていたのですが、お着物や他の趣味で気分転換を
かなり出来ていたし、最近は力の抜きどころもおさえている
感覚だったので、「疲れすぎている」とまでは思って
いなかったんですよね・・・



私、けっこう体がタフな方で、かなり無理をしても、よっぽどの
ことがないと倒れたりすることもないので、

「倒れる直前のところまでは、なんとか頑張ろう」

という思想で動いてしまうところがあるのですが、雅恵さんに
それを話すと、

そもそも、「倒れる前提」の仕事の仕方って、良くないってことに
気付かされました・・・。


良く考えたら、当たり前ですよね、そんな発想、良くない・・・

疲れてすぎているから、色んな感覚が鈍ってしまっていたんですね。



「疲れていることを自覚してください」というお言葉もいただき、

「ほんとですね・・・ごめんね、自分の身体よ・・・」と、
自分の身体に謝りました。




30分、足をマッサージしていただいたのですが、途中、
自分の足が最初と全然違う状態になってきていたのに
ビックリしました!

血管の浮き方とか、全然違う!
なんか、足が元気になってる!!



「えーえーえーえーーーー」と、本当にビックリだったのですが、

雅恵さん曰く、

「全然、本領発揮できていないんですよー。

お疲れ過ぎていて、ほぐすことしか出来ていなくて・・・

セラピーまで出来ていないですよー。」


ということで・・・

どんだけ疲れてるんだよ、わたし・・・
(無自覚)




でも雅恵さんに足を見ていただいてから、以前よりも自分の身体の
ことを思いやるようになって、あと、発想も転換したりしてみたら、
この間、ややこしい案件の仕事も、ポポポンと
ピースがハマりまして、懸念案件が減ったんですよ!


自分が元気ってこと、大切!!

と改めて思いました。



元気かと思いきや、実はそうではないという状態が一番キケン
なんだなーと、思いました。


雅恵さん、本当にありがとうございました!!





そして、もっとちゃんと自分の身体のことをちゃんとしたい!と
思ったので、予約をさせていただきました!!


足の形、あんまり良くないよなーと、前々から思っていたのですが、
雅恵さんも、ちらっと、「このままにしておくのは良くない・・・」
とおっしゃられていて、「やはり・・・」と・・・!

自分の身体って、ひとつしかないですもんね。



相当、問題児になりそうな予感がしておりますが・・・
(この間も、ここまで疲れている方は中々見かけない、という
ようなことを言われてしまっていたし・・・)



今度足を見ていただいた時は、一体どんな展開になるのか・・・
どきどきわくわく・・・


雅恵さん、また次回、何とぞよろしくお願い申し上げます。




なごみ庵さんのHPはコチラ~!!

http://753an.com/


今回、私が特に気に入った作品の一つはこちらです!


「モザイク・イルカと戯れるアモル」(250年頃)!

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アップ。

 
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キューピットとイルカ、意外と珍しい組み合わせな気が!

海の生物と戯れているキューピッドって、あんまり見たことない
気がします。
しかも、かなりのゆるキャラ寄りの顔つきなんです、キューピッドも
イルカも…!

というか、イルカ、「これイルカ???」と思っちゃうフォルム&顔…。

この作品は、もっとグッズ販売して欲しかったですね~。



 

この作品も素晴らしい…!


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「エジプト最後の女王、クレオパトラの自殺」。


同じテーマの、絵画と彫像です。


彫像は、特に必見。
表情と、彫のディテールが素晴らしいです。

写真には写っていませんが、懐中時計も隣に展示されており、
それもお勧めです!



クレオパトラは、毒蛇に自分の胸を噛ませて自殺をした、という説が
あるそうですね。

ネットで色々調べてみたのですが、諸説あるようなので、いつかもっと
調べてみたいな~と思いました。




階が変わり、いよいよメインの展示がある部屋です!


最初に目に入るのは、コチラ!

 
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ね、猫足…?
猫よりもタクマシイですが…。

残念ながら詳しい説明がなかったようなのですが、個人的に
とても気になった作品!




今回の目玉作品。


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「ギャビーのディアナ」(100年頃)。

日本初公開です!!


色は、もっと白くて美しいです。





色んな角度から撮ってみました!

 
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右端と左端、上下同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、
実は微妙に違います(笑)





 
私が一番ガン見した箇所は、右ひじ部分。


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どれほど奥まで、丁寧に彫っているのでしょうね…。

奥行きが美しすぎます。



※ 主催者側より、会場内の写真撮影&ブログ掲載の許可をいただいております。









他にも、美しい作品多数です!!


まだまだあると思われていた会期も、残りわずか!!

9/23(月・祝日)までです!

今週の三連休は、台風で大変そうなので、来週の三連休、
是非駆け込みを!!


次の巡回は中国ということなので、日本で見られるのは
この機会のみですよ~!!





ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり―

The Mediterranean World: The Collections from the Louvre

 

 

会期:2013720日(土)~923日(月・祝)

 

 

東京都美術館 企画展示室

 

110-0007

東京都台東区上野公園8-36

 

 

 

開室時間:午前930分~午後530分(金曜日は午後9時まで)

 

※入室は閉室の30分前まで。

※金曜日の開室時間が1時間延長になり、午後9時までとなりました。

 

 

休室日:月曜日

 

※ただし、916日(月・祝)、923日(月・祝)は開室、917日(火)は閉室



 



余談ですが、本家・ルーヴル美術館では、有名作品の一つ、
「サモトラケのニケ」の修復作業が始まりました!

(写真は、ルーブルのフェイスブックからお借りしています。)






勝利の女神、ニケ!

本当に飛んでるみたい♡

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私は、美術作品を見るのも好きですが、こういうガテン系、
職人ワザを見るのも好きです!

これ、実際に目で見たかった…!!

もっと早くに美術に目覚めていたら、学芸員目指したかったな~
しかも外国の美術館の(苦笑)

 


 

ルーヴル美術館展」のブロガーナイトに行かれることになり、
行ってまいりました!


 
この美術展、始まってすぐの頃、実は既に行っていたのですが、
うまく言葉にまとまらなくて、文章に出来てなかったのです。

 
だから、今回この機会に恵まれて、本当に良かったです!!




 
この写真は、最初に行ったときに撮った写真。

昼間だったので、空が明るいですね!

 
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最初に学芸員の方の、レクチャーを拝聴。

この美術展の醍醐味は、ルーヴル美術館の全8美術部門が
総力を挙げて「地中海」をテーマに企画した、というところ!

ルーヴルの全部門から、作品が集結しているのだそうです!

 

ルーヴル美術館、以前行った時に思いましたが、とんでもなく
広くて、会社に例えるならば、超一流マンモス企業のようなもの。

 
横グシに各部門から作品を揃えるのって、さぞかし大変だったの
では…と、勝手に想像。

会社では、隣の部署と絡むだけでも、中々スムーズにいかなかったり
すること、あるじゃないですか!

ルーヴル規模…と思うと…なんて思うのは、勤め人のサガでしょうか…!

 

そんな無粋な話はおいておいて…。



さて、肝心の美術展についてです。


 
最初に、好き勝手なこと申しますと、いわゆる、
「これが、ルーヴルにある有名なあの作品!!」と、
誰でも知っているような作品は、今回ない……と思います…。

(私が勉強不足なだけでしたら申し訳ありませんが…。)



 
でも、さすがルーヴル、良いものありますね!!という作品が
沢山来日しています!




まずこちらは、「序章 地中海世界」、「第Ⅰ章 地中海の始まり」のエリア。

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こちら、今回の美術展の中で、一番古い展示物とのこと。

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「ソース入れ」であろうもの、ということですが、な、なんと、
紀元前2200~紀元前2000年頃の作品ですって…!!

今から4000年以上前ってことですよね…。
なんか、信じられないです…。
綺麗だし…。




右側の、横たわっているモノ…。

世界史の「エジプト」が絡む部分で良く見かけたモノですよね…。

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階が変わりまして、出ました、彫像!


 
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すみません、作品に全然関係ないけど、遠くに写っていらっしゃる方の
エビ反りが、個人的にツボだったりします…。

分かります、被写体がイイと、エビ反りになりがちですよね!






こちらは石棺です。

 
すごい立体感ですよ、必見です!

 

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中がどうなっているのか覗いたのですが、結構大きくて、高さもあるので、
全容は見えなかったです…。

(すみません、最初はお風呂かな?と思ってしまってました…!)


 

そして、こちら!


 
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写真だと分かりにくいかもしれませんが、右側、トンデモナイ大きさですよ!!

左側のは、良く見かけるサイズの胸像ですし、一番右端に
写り込んでいる方と比較しても、大きさが伝わると良いのですが…!


これは、大きさという意味でも、是非見ていただきたい一品!!




※ 主催者側より、会場内の写真撮影&ブログ掲載の許可をいただいております。

(続きます)

横浜美術館で開催中の、「プーシキン美術館展」のイベントへ
行ってまいりました!


しかし、ブログアップがかなり遅れてしまいました…。
主催者の方には、大変申し訳なく思っております…申し訳ございませんでした。

今回、「大きめの写真を撮る!!」と気合いを入れて、ミラーレスカメラを
持っていったのです…が、いざアップしようとすると、何故か画像が小さく
なってしまい…。

PCと格闘しているうちに、月日が経ってしまいました…しかも問題は
解決できていないという…。


言い訳が長くなってしまい、申し訳ございません!


photo:08




本題です。


今回、幸運なことに、ナイトイベントに当選いたしました…!

最近抽選には外れてばかりで残念でしたが、この美術展は
以前からすっごく楽しみにしていたので、すごく嬉しかったです。


というのも、この美術展、本当は2011年4月に開催される予定でした。

2011年というと、あの大震災があり、それにまつわる色々な
事故が発生し・・・やむなく中止となってしまった美術展。


イベントでは、まず横浜美術館の主任学芸員の方からのレクチャーを
いただいたのですが、その辺りのご説明もおうかがい出来ました。


一度は中止と発表された美術展でしたが、水面下ではずっと
ロシア側と交渉をされていたそうで、約2年後、改めての開催が
実現したそうです。



プーシキン美術館は、ロシアはモスクワの美術館。
ですが、フランス名画、それも至宝級がワンサカ!

どれもこれもウットリしてしまう作品ばかりです。

ああ、どれも好き♡



しかしながら、残念ながら…。
画像小さめ粗めでお送りいたします。





左、フランソワ・ブーシェ
≪ユピテルとカリスト≫

1744年 油彩、カンヴァス 
98×72cm

乙女路線がお好きな方は、特にお好きかと♪
細部まで本当に美しい絵です。


キモノオビ





左、なんと、作者と題名をメモし忘れ…。

すごく美しい孔雀も描かれており、目を奪われました。

この画像だと、全然分かりませんが!
是非、現地で見ていただきたい作品!

キモノオビ





右の絵。

ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
≪聖杯の前の聖母≫

1841年 油彩、カンヴァス 
116×84cm
 

キモノオビ



この絵、美しすぎます…。

無心で、見つめてしまいました…。

キモノオビ





今回のポスターにもなっている、作品。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫

1877年 油彩、カンヴァス 
56×47cm

キモノオビ



こんな表情で見つめられたら、ポーッとなってしまいますね♡

キモノオビ





左、ポール・ゴーギャン
≪エイアハ・オヒパ(働くなかれ)≫

1896年 油彩、カンヴァス 
65×75cm

キモノオビ


絵のタイトルがたまらない!





それにしても、私の写真がどうしようもないので、詳しくは公式HPの
作品紹介ページをご覧くださいませ…。

コチラです。






なお、第四章のみ、写真不可でした。

好きなピカソやルソーなどがありましたので、ちょっと残念…でしたが、
撮影が出来ない分、じっくり作品鑑賞が出来て、ある意味良かったです(^-^)


このような特別鑑賞会は、写真が撮れてとても嬉しい反面、これは私の
スキルの問題なんですけれども、写真を撮るタイミングをはかるのが
割と大変だったり、他の方の撮影を邪魔しないように、と気を配ったりする
場面も…あるかも…??

これは個人的な希望ですが、フリータイムの2/3を撮影タイム、
残りの1/3を撮影NGタイムにしていただけたら、更に、更に嬉しいかな~と
思ったり…σ(^_^;)
難しいとは思いますが…。(我儘ですね、すみません…。)





ミュージアムショップも充実の品揃え!

photo:09



マトリョーシカも沢山っ!

そして壁紙の色がカワイイ。





プーシキン美術館展、本当にオススメです!

幻になりかけた美術展、是非、ご覧いただきたいです。


実現へご尽力いただいた関係者の皆様のご苦労を思うと、
胸が熱くなります。



この度は、素晴らしい美術展を開催してくださり、また、
イベントに招待してくださり、本当にありがとうございました!
(掲載が遅くなりましたこと、改めてお詫び申し上げます…!)





公式HPはコチラ

開催概要

朝日新聞創刊135周年・テレビ朝日開局55周年記念
プーシキン美術館展 フランス絵画300年

Masterpieces of French Paintings from the State Pushkin Museum of Fine Arts, Moscow

会期 2013年7月6日(土)~9月16日(月・祝)

会場 横浜美術館

〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
※6月21日より、みなとみらい駅最寄り出口が、5番から3番へ変わりました。

開館時間 10:00~18:00
(8月、9月の金曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)

休館日 木曜日
(ただし8月1日、15日は開館)

お問い合わせ
ハローダイヤル 03-5777-8600
(8:00~22:00 無休)



※ なお、横浜の後は、神戸へ巡回します!!

会期 2013年9月28日(土)~12月8日(日)

会場 神戸市立博物館


山種美術館で開催中、『川合玉堂』展の、ブロガー展覧会へ
お邪魔してきました!

photo:01



山種美術館は、恵比寿の閑静な通りにあり、駅から歩くには
ちょっとだけ遠いかもしれないのですが、美術館までの静かな
道のりが好きです。

作品を見る前も、見た後も、絵の世界に浸れる感じがするので♪




この日は、山崎館長からの説明あり、写真撮影OK(しかも
作品ピン撮り&接写OK)、お茶菓子付きという大盤振る舞い!




川合玉堂作品を、一度にこんなに拝見したのは初めて・・・。


山崎館長の説明でも、ウィキペディアにも、『日本の四季の山河と、
そこで生きる人間や動物の姿を美しい墨線と彩色で描くことを得意とした。』
とありましたが、本当に、日本の良き風景が広がっているような、
そんな空間でした。



そのような作品は、この展覧会のポスターや、山種美術館の
サイトなどで拝見出来ると思うので、私はここで敢えて、
一番気になった作品を・・・!




こちらの作品です。


photo:03


『氷上(スケート)』。




もう、まさに、昔の日本人の顔、体型!


この絵のモデルについて、山崎館長が語られていたと思うのですが、
詳細をメモできなかったのが悔やまれます・・・。

失礼かもしれないですが、この顔のフォルム、源氏物語の絵巻を
思わせるような・・・。


そして、どこか、伊藤みどりを彷彿とさせる体型・・・。


photo:04



こういう感じもまた、「THE 日本!」な感じがしました。


ちなみにこの絵、昭和28年、79歳の時の作品。

79歳!!







こちらも好きな作品。


『紅白梅』。


他の作品に比べると、『金』がこんなに目立つ作品がなかったこともあり、
かなり目立っていた気がします。


一瞬、異色??とも感じるのですが、でも、枝にとまっている鳥を
見ると、「ああ~。玉堂さんの鳥・・・カワイイ・・・。」となりました。

是非、会場では、鳥も見ていただきたい作品!

photo:09







山崎館長からは、「ウェットな、水分の多い風景の作品も多い」
というようなご説明もあり、確かに多くて、中でも私が気になったのは
こちらの作品。




『瀑布(ばくふ)』

photo:10



明治42年 36歳頃の作品。

36歳で、こんな作品描いちゃいます・・・?

人生達観してる感があります・・・。



また、『瀑布』という言葉、あまり聞かないですよね
(私だけでしょうか)。

ネット辞書によると、「高い所から白い布を垂らしたように、
直下する水の流れ。滝。飛泉。「ナイアガラ―」《季 夏》」
とありました。なるほど・・・。



第二展示室も必見でして、「動物をいつくしむ」というテーマ。

可愛らしい動物作品の数々♪




『猫』

photo:07





『兎』

photo:08


こういう、兎の帯欲しいです・・・。





他にも、魅力的な作品が多数!


サブタイトル通り、「日本のふるさと・日本のこころ」を感じられる
展示会です。




あと、これは、お着物好きだから・・・だと思うのですが、
作品の材質・技法が、「絹本・彩色」という作品がかなり多いので、
着物や帯の柄・・・に見えてきてしまうのです。

近寄って見ると、更に・・・。

遠くから見たり、近くで見たりすると、また違った楽しみ方が出来る
気がいたしました。






絵画鑑賞の前後には、美術館のカフェで一休みも出来ます!


山種美術館のカフェは、展示会ごとに、その展示会の作品を
モチーフにした和菓子が用意されているのも魅力の一つ♡


今回の和菓子。

どれも美味しそう♪

photo:08







癒されること間違いなしの、こちらの美術展!

8月4日まで開催です。

渋谷駅や恵比寿駅から、バスを利用するのもお勧めです!




会 期 :2013年6月8日(土)~8月4日(日)
〔一部展示替 前期:6/8~7/7 後期:7/9~8/4〕
会場:山種美術館
主催:山種美術館、朝日新聞社
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
(但し、7/15は開館、7/16休館)
入館料:一般1,200円(1,000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。
  • ※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料。
  • ※本展覧会は特別展のため、通常展とは料金が異なります。
【お得な割引サービス】
リピーター割引:本展使用済入場券のご提出で、会期中の入館料が団体料金となります
(1枚につき1回限り有効)


インターネット割引券もあります!