着付け教室 つるみね
増田あさかです
先日、ふと思い出した事がありまして。
ちょっと聞いてください
着物の帯で、名古屋帯と袋帯とあるのですが
その前に、一応簡単に帯のご説明をしますと。
名古屋帯とは主にカジュアル向きに作られ、
普段着の小紋や紬などに合わせます。
名古屋帯の中でも、金糸銀糸や
格の高い文様、綴れ織りの帯などは、色無地や
付け下げや訪問着などに合わせます。
そして袋帯とは、礼装向きでして
お太鼓に結びますと、二重になり
お祝い事のときなどは、幸せが重なりますようにと
願いも込めて、袋帯を締めます。
礼装向きに作られていますので
格調高いものが多いのですが、
洒落袋帯という、カジュアル使用に作られた物も沢山あるんです。
で、お値段的にザックリ言いますと
袋帯の方が、名古屋帯よりお高めになります。
カジュアル使用の洒落袋帯でも、
名古屋帯に比べると、少しお値段が高めです。
でぇ～、さっきから何が言いたいのかと申しますと。
私の友人が、私同様に着物にハマり呉服店で
働いていたのですが、そこで帯についての
現在の流れとやらを仕込まれ、
それを私に教えてくれたんです。
「今はもう名古屋帯なんて、作られなくなってきて
今後は袋帯が主流になって行くんだってよ！」
えぇー！？
それ、本気で思ってる？
ちょっとビックリしました。
そんなことはなく、名古屋帯は今でも全然
普通に作られています。
噂には聞いていたんです、そう言って
お客さんに袋帯を売りつける店があると・・・
まさか、彼女が働いている店が
その系列だったとは
でも、知らないと信じてしまいますよね～。
店の人が真顔で言ってたらね～
働きだした彼女も、まんまと信じてしまったことに
着物仲間として、ちょっとビックリしましたが。
私は、着付け教室には大手と個人の教室含め
計5か所で学び、呉服店でも働き、独学で着物についても
勉強というか、好きだから知りたくて色々な本などを読み、
きもの文化検定を受けてみたりしていましたので
知識として、そのぐらいのことは知っていました。
普通はだいたい着付け教室には、1か所に通い
着付けの仕方やルールなど、そこで習いますよね。
でもそれが全てだと思っている方が、意外と多いようです。
また指導している先生も、それが全てだと思われて
いる方が実はとても多いです
私は変に色々知っていたので、先生は勿論ご存知かと思い
気楽に質問したり、話したりすると
皆さん、ん！？
という表情をされ・・・
気まずい空気が流れたことが、何度かありました
勿論よ～く着物のことを、ご存知の先生も沢山いらっしゃいますが、
そうでない先生も(お歳がいっている方でも）実は沢山いらっしゃいます。
なのでそんな私は着付け教室で、よく煙たがられていました。
懐かしいです
と、話が逸れましたが・・・
「今はもう袋帯なんだよ～」 な～んて言われて
本気にしてはダメですよ
袋帯の方がお値段高いから、そちらを買って欲しいんですよね。
私は名古屋帯の方が好きなので、普段は名古屋帯ばっかです。
とまぁ、そんな話をふと思い出したので
書いてみました～エヘ
着物ってとってもとっても、奥が深く
私もまだまだ知らないことばかりで、日々勉強です。
私が色々と知っているようなことを書きましたが、まだまだです。
でも、着付け教室5か所で学んだことは
かなり身になり、私の宝になりました
また、面白エピソード思い出しましたら書きますね～
着物を始めたばかりで、何処で買ったらいいか分からない
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