ある日、ご子息の小学校の卒業式に
その子のお爺様の紋付羽織袴を
着せたいとお持ちになられた
お客様がおられました。
お手入れすることになりました。
そこで、「でしたら、
お母様もおきものを
お召しになられてはどうですか？」
とご提案しましたところ、
「それは良いわね。」
とお話が盛り上がり、
お手持ちのおきものを
お召しになる事になりました。
そこからは、その日に向けて、
着々とご準備のお手伝いを
させて頂きました。
もちろん、当日のお着付けも
させて頂きました。
その後、入学式にも
おきものをお召しいただく
ことになり、そのお手伝いも、
させて頂くことが出来ました。
よく、きものは着る機会が無くて
と、おっしゃる方がおられますが、
実は、お召しになろうと思って
下されば、
その機会はたくさんあります。
このお客様は、その後、
当店の着付け教室へも
お通い下さっています。
これからも、色々な場面で、
おきものをお召しいただけることを
願っております。
お問い合わせは、きもの蔵人みやもとまで。
