以前お話したかと思いますが、
３月は、結構、
私共にとっては大変な月です。
成人式は、朝５時から、
お支度をはじめますので、
今年は、４時半集合でした。
しかし、成人式は、一日で終わります。
卒業式は、ばらばらにやって参ります。
さすがに５時からではありませんが、
早い方は、
６時台からのお支度をご希望されます。
社員に出社してもらわなくては
なりませんので、
その割り振りにも苦労します。
ですが、３１日中、何日もありますので、
なるべく同じ人が続けて
早出しなくて済むように、
私の方で着せる人を指定いたします。
なかでも、六会から出勤してくる岡本は、
自分自身のお客様以外の着付けは、
なるべくしないで済むように考えています。
現在駒沢にお住いのお客様が、
朝、７時４０分までに家を
出なくてはならないけれど、
それまでに自宅で着付けを
してほしいとの事でした。
少し前に、
娘から入卒の時におきものを薦める記事が、
ベリーという雑誌に載っていたと
知らせてくれました。
そこに、「着付け師さん探しはアプリが便利」
となっていたので、
よっぽど最寄りでお探しして
ご紹介しようかとも考えましたが、
万一ご紹介して困った
着付けでも申し訳ないし、
当店の蔵に全てのおきものを
お預かりしている、もともとは、
横浜在住の方で、
何回かお着付けさせていただいた
ことのあるお客様でしたので、
前泊を前提でご相談させていただきました。
結局当日むかうことに致しましたが、
心配なのは、万一、
おきもの一式を持って向かっている時に、
何か不測の事態が起きた時に、
卒業生保護者代表として
登壇されるお客様のお召し物が
亡くなってしまうということです。
一緒に着付けに行ってもらう阿部にも
相談しました。
先におきものを送らせて頂けば、
万一何かが起きても、
どちらかがお宅につけば、
お着せすることが出来るので、
先に送っておくのが良いのか、
それとも、
やはり面倒でも前泊するのが良いのか・・・
「そんなこと言いだすなんて、
専務が珍しいですね？」
と言われてしまいました。
でも、やっぱり、心配です。
結局、おきものを事前に送らせていただき、
それぞれの車で駒沢へ向かい、
無事、お着付けすることが出来ました。
現在、卒業式にお召いただく、
袴のご予約受付中です。
全ての色柄、
長さを取りそろえて展示いたしております。
お問い合わせは、きもの蔵人みやもとまで。
