きものの良いところは、

  色々ありますが、 

  きちんとお手入れをして

  きちんと保管して頂けましたら、

  100年使うことが出来、

  形や色柄に流行り廃りが無いため、

  代を越えてお召しいただき続けることを

  出来る所が一番だと思います。

 

  究極のエコであり、

  地球にやさしいお召し物です。

 

  お仕立ては手縫いが基本ですから

  一度お仕立てをした後でも

  解いて反物に戻すことが出来ます

  (コートや羽織は欠いてある部分があるので

  元通りにはなりません)。

  

  これは、亡くなった義母のきものを

  お嫁さんと娘と私のに、

  縫い直して、

  お正月に着た時の写真です。

 

  また、化繊ではありませんので、

  色を抜いたり色を掛けたり

  することが出来ます。

 

  反物の幅を変えることは出来ませんが、

  長さはきものに仕立てた時に

  おはしおりの下に入る所や

  下前の衽などに別布を足すことで

  出すことも可能です。

 

  お母様やおばあ様が

  亡くなられた時に、

  「私はきものを着ないので・・・」と

  おっしゃる方でも、

  60代70代になると

  急にきものをお召しに

  なりたくなることもないとは言えません。

 

  処分してしまうことは簡単ですが、

  もしそのおきものを

  一からご自身でご購入になるとしたら、

  それはそれは、

  たくさんのお金が必要となります。

 

  あるいは、もうすでに

  手に入れることが不可能な

  お品物もあるかもしれません。

 

  ですから、その前に、

  一度お声掛けください。

 

  拝見させて頂いて、

  処分するべきお品物と

  とっておくべきお品物に、

  分けさせて頂くことも、

  私共のお仕事です。

 

  また、取っておかれるとしたら、

  最低限されておいた方が

  良いお手入れも、

  ご助言させて頂きます。

 

  どうぞお気軽に、お申し付け下さいませ。

  

  お着物のご相談は、きもの蔵人みやもとまで