当店の着付け教室「結彩舎」の生徒さんが

  みなさんおっしゃるのは、

  教室で先生がいらっしゃって、

  「そこを前に引っ張って・・・」などの合いの手が

  入ると自分で着られるけれど、

  自宅で一人で着ようと思うと

  解らなくなってしまうと言う事です。

  

  では、その合いの手を録音したら・・・

  などというお話も出ましたが、

  やはり、そのタイミングは、

  その場にいないと難しいです。

 

  つまり、ご卒業までに、

  ご自宅で練習されて、

  お一人で出来るかを確かめておいて頂かないと

  いけないと言う事です。

 

  早めに上達される方は、

  朝、お教室へ出席する際に、

  おきものをお召しになってから

  来られる方でしょうか?

 

  朝は慌ただしいので、

  なかなか難しい所ではありますが、

  そう致しますと、

  出来上がりを先生にチェックして頂けますし、

  着くずれを直す方法もお教えできます。

 

  そこで、再度、

  先生の声を頼りにお召しになってみますと、

  ご自身だけでやった時との違いも

  実感して頂けると思います。

 

  とにかく、繰り返し繰り返しなのですが、

  ご卒業されたからと言って、

  そこでぱったりお召しになられるのを

  やめてしまわれますと、

  元の木阿弥・・・

 

  ですから、せめて、

  月に一度はおきものの日を

  暑い日も寒い日も続けて頂けると

  有難いです。

 

  結彩舎では、今は難しいですが、

  一か月に一度ぐらいのペースで、

  卒業式兼同窓会と称しまして、

  お食事会や歌舞伎鑑賞会を企画し、

  往復はがきやメールでご案内しております。

 

  是非とも、お時間お作り頂いて、

  ご参加くださいませ。

 

  その折に、復習授業を受講されるのも、

  先生の合いの手が入って、

  記憶が蘇るきっかけとなるかと思います。

 

  結彩舎ご卒業でない方でも、

  ご参加ご希望の方がおられましたら、

  お申し付けくださいませ。

 

  お手持ちのおきものをお召しいただく

  良い機会となるかと思います。

  

  

  お着物のご相談は、きもの蔵人みやもとまで