先日、当社にも、就職希望の人が面接に来られました。

 

 今からおよそ25年前、社員を増やそうと求人を始めた頃は、

 中高年の方ばかりが面接に見えました。

 

 ところが、最近は、若い方が増えてきました。

 

 今回の方は、とにかく、着物が好きで

 着付け教室に通って自分が着物を着ることができるようになっただけでなく、

 他人にも着せられるような勉強までされており、

 

 「着物文化を失わないためには、着物をいかに楽に着せて、

 着物が苦しくないことをわかってもらい、

 着物を好きな人を増やすかが大切だと思います。」と、

 情熱を持って語ってくれました。

 

 確かにそうなのです。

 

 着物を着ていただかないことには、着物の良さはわからないのです。

 

 では、どうしたら着物を着ようと思っていただけるのでしょうか?

 

 ほとんどの方が、着なくてはならない訳があってお召しになりますので、

 必要に駆られないとお召しになりません。

 

 つまり、結婚式や成人式などですが、

 そこで、楽だったとか、褒められたとしても、

 その時にお召しになるようなお着物は、

 又、ご招待状が届かないとなかなか着ることができません。

 

 やはり、紬や小紋のような着物でないと繰り返し着ることができません。

 

 そのようなお着物を着ようと思っていただくには、どうしたら良いのでしょうか? 

 

 必然性がない着物です。

 

 唯一、そのきっかけとなるのが、

 お母様やおばあ様から大量に譲り受けた時でしょうか?

 

 着物が好きだから・・・とおっしゃる方も、増えて来ていると思います。

 

 

 

 当店の着付け教室は、全部で12回で卒業です。

 

 浴衣から始めて頂いて、袋帯で二重太鼓を結べるようになるところまで、

 ご指導させて頂きます。

 

 お稽古は、毎週、火・木・土の三日間の午前中お教室をしてますので、

 ご自分のご都合に合わせて、全部で12回、受講して下さい。

 

 

 お着物のご相談は、きもの蔵人みやもとまで