般若の面は、能の面としては、嫉妬や憤怒に燃える鬼女の面だ


ただし、般若という文字は、悟りを得るー智恵ーと言うような意味の仏教用語でもある


般若心経しかりです


般若菩薩はこの智恵を仏身化した密教の菩薩で、大日如来の正法輪身とされる


般若湯とは日本酒をさす隠語です、身体が暖まり、良い気持ちになることから、といわれる


が、しかし、般若の面は、怖い形相から、
嫉妬、憤怒のイメージが一般的です


今日の帯留めの般若もいかにも、鬼の形相だ


手掘りの般若は赤く燃える鬼の感じです


嫉妬、憤怒を連想させる帯留めは誰が身につける野でしょうか?



怖い形相の帯留めは、魔除け、男よけなのでしょうか?


鬼瓦の変わりに、おく家も昔はあったとか、

明治の文豪の幸田露伴 は、ー般若は究極の美であるーと述べている、

頬骨や顎、鼻や眼はなだちの彫りの深い美しい顔立ちを、突き詰めると、般若にたどり着くというのです


何故か、鬼女にも関わらず、人々の関心を集める般若は特異な存在です


この帯留め、半 横面で、リアル感がうかがえます。




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