はじまりますよー
何が!?
どこで!?
月曜日:総合調理学
火曜日:①食文化概論(名前に飯の字、飯野先生)
②食品衛生学(九州出身顔立ちはっきり大迫先生)
水曜日:①外食産業論(毎週各業界より講師の方)
②食品学(キミマロ調漫談授業、鈴木先生)
木曜日:①公衆衛生学(慶応ボーイ吉岡先生)
②栄養学(古代の名刀、台蔵先生)
金曜日:調理理論/調理実習
最初の半年は座学が多いと聞いていたように、調理実習は週一回なのね。
と油断していたら、月曜日の総合調理学もなんと調理実習らしい。
そうなら素直にそう書いてよ!
危うく白衣忘れるところでしたよ。
それでね、はじまったんですよ、調理実習が!
第一回目は、例によってオリエンなんやらでして、
このときの内容は
・包丁の研ぎ方(和包丁と洋包丁では異なる。)
・鍋を持って移動するときは片手で持ち、もう片方の手は万が一人が近づいてきた時にぶっとばすように空けておく。
・万が一危険が見受けられたら、先生よりも年上の生徒もいるが『おいそこ!危ないぞ!』などと声を張り上げることも有るが悪く思わないで欲しい。
などの軽いもの
第二回
前日に担任の舟木先生がHRにて
舟『ついに本格的な調理実習が始まりますよー。明日は和食の実習です。』
生徒『おー!先生、それで何を作るのですか?』
舟『きゅうりの小口切りとじゃがいもの千切りです。』
生徒『・・・』
ですって。
なかなかお地味なのね。
まあ最初だし、徐々にあれして行くのだろうなと思って臨んだ実習。
音大に通うお姉さんがフルートやらを入れていそうな重厚な入れ物に入った包丁八本セット。
そこからとりい出したるこれまた重厚感あふるる菜切包丁。
こいつで小口切ったきゅうりの断面の滑らかなこと。
『キターーーーーー!』by織田裕二
な食感。
そして、千切りしたじゃがいもの断面もキター!
我が家の包丁だって結構研いでいて切れるほうだけれども、いやー道具でこんなに差がでるとは知りませんでした。
肉味噌ダレの作り方
材料
桜味噌(無ければ黒味噌、それもなければなんでも良いから味噌)
※桜味噌とは
http://spice.kh23.com/flavor/archives/2005/10/post_193.html
砂糖(味噌と見た目の量が同じくらい)
酒大3
みりん大3
水少々
鶏挽肉そこそこ
にんにく適宜
しょうが適宜
を雪平なべかフライパンでまぜまぜしながら中火で加熱!
コツ:混ぜるときは周りから内側へ向かって『の』の字を書くように。
味噌は混ぜると空気が入っておいしくなる。
肉味噌ダレを作るのがお面倒な人はお好みソースとマヨでもかけたら良いのでは。
じゃがいもの千切り薄焼き、なかなかの簡単美味しいっぷりでした。
まとめ:切り方でかなり味が変わる。
第三回
前日のHRで担任の舟木先生が
舟『明日は洋食の実習をやりますので、洋食の教科書、持ってきて下さい。』
生徒『明日は何を作りますか。』
舟『明日はじゃがいもです。』
おぇぇーい!
またしてもじゃがいも。
ジャガタラから伝来したと言われるじゃがいも。
ジャガタラ=ジャカルタらしいが、カンボジア=カボチャといい昔の人って結構言いまつがい?
毎度毎度のジャガイモさん!
一ヶ月一万円生活でしたっけ?
まあいいや、と思い、前日に教科書を詰める。
西洋料理、西洋料理・・と探すものの。
有るのは、
日本料理
中国菜
フランス料理
製菓製パン
おや?
西洋料理の教科書がナイ。
んーー。
まあ一番近いのはフランス料理だから、まあこれ持って行くか。
ドキドキびくびくしながら臨んだ当日。
結果正解だったものの、舟木先生!
西洋=フランスじゃないでしょ。
お願いしますよ。
こっちは小心者なんですから。
うわぁー拒絶反応!
そもそも実習以前から、こちとら日本文化推進の輩!日本食と中国くらいまでは習っても良いけれど、
フランスぅーー!?!?
そんなちゃらちゃらした料理学べますかってんだ!
と思っていたわたくし。
バン!
と調理台を叩き
『先生!フランス語が読めないので俺帰ります!』
なんて、学園ドラマ調のアツイ行動!
俺って不良でしょ。
なんて事は、しないで、
いやいや、和食中心の店を出すにしても、異国の調理技術を知っておくのも幅が広がると言うもの。
と大人の対応。
普通か。
ホワイトボードの文字を解読するとどうやら、今日はジャガイモのポタージュとジャガイモのフライを作る模様。
ばばーんとヒゲの先生登場!
起立、礼、よろしくお願いしまーす。着席。
佐藤月彦先生
名前がかっこいいね。
ちなみにわたくし千秋ですが、名前のもう一つの候補が千月だったらしいのだが、千月だと女の子っぽくてかわいそうだから千秋にした!とのこと。
そこらへんの差が俺にはわかりませーん。
月『はい、それでは今日はじゃがいもを、ひゃほーにしてもらいます。』
千『パードゥン?』
月『皆さんわかりますね、シャトーですよシャトー!ちなみに私の名前はサトーです。』
生徒『ドハッ!』
うーん面白い。
毎年使っているであろうこのネタ。ご先祖さま、遡っては苗字の由来の藤原氏に感謝ですな。
ところでシャトーなんて初耳!
どうやらシャトーと言うのはジャガイモを長さ5センチ程度、樽を細くしたような形もしくはラグビーボール的なに作り、加熱調理して付け合せにするのだそう。
四分の一にしたジャガイモを左手の親指と中指で持って、人差し指と薬指でくるくるま回転させながら包丁で剥くように切っていく。
月『はじめての皆さんはこんな風にはできませんからね。』
確かに難しそうな動き。
そうかーそんなに難しいのかー
でもなんかできそうな気がするけど、やってみたら難しいのかもな。
月『それじゃ皆さん、やってみて下さい。』
くるくる、しゃくしゃく。
あれ?
まあまあ出来るぞ。
助手の先生が見に来て、
助『君、まあまあ良いね。』
なんて言われたり
担任の舟木先生が見に来て
舟『・・・』
無言で見られると緊張します。
月彦先生が見に来て、
月『初めてでここまで出来る人はいませんよ。』
なんて言われたり。
隣にいたお若い御婦人のやや無口な生徒さんに
婦『すごーい』
なんて言われたり。
え!俺のこと?俺のこと?
言われた言われた!
※シャトーいもの写真、改めて写真でみたらあんまり上手く無かった。
でも、無口な人が話してくれると嬉しいね。
初めて包丁を握ってから、はや数十年。
そこそこは出来たね。
その時の心の声
『毛唐に切れるもの、斬鉄剣を持った拙者に切れぬはずもなかろう。』
なんて差別発言ごめんち。
それでシャトーなおいもと、剥いて出た薄いおいもはフライにして、塩、合せスパイスで味付け。
それから、剥いて出た薄いお芋とポワロー(西洋長ネギ)でポタージュをジュジュっとして
ちなみにポタージュはスープ的な意味で、どろっとしたものとさらっとしたものと有るみたい。
ポターがジューで、響きが、もうそのものって感じしますね!
じゃがいものシャトーは先生のスパイスいれ間違え事件で、カラムーチョほどの辛さに。
スナック菓子的でビールがすすむ君なお味。
まとめ:基本の動作をひたすら繰り返すと上手くなる。
実習が終わって、包丁セットを持って帰る届け出(危険なので申請が必要)をしに職員室へ行ったら、舟木先生に
舟『結構料理は出来る方ですか。』
なんて聞かれて
あ、さっき見られてたからなー、えへへっ。
と思って
その時わたしの口から出た言葉は次のうちどちらでしょう。
①『子供のころからやってるもので、まあその、なんとか。』
②『ええ、料理が出来るのは当然で、そもそもこちらへは店を出すに当たって細かい部分の最終確認で来ていますから。』
正解は
『②』
いやいや、入学早々そんなに敵を作りたく無いですよ。
正解は『①』ですね。
どちらかというと謙虚にお答えしたら。
舟『じゃあ、服部流を覚えれば対応できそうですね。』
なんて
そして
舟『ほかの生徒さんにもちょいちょい声かけてあげて下さいね。』
ですって。
え!いいの、教えちゃっていいの?
あんまり自己流でいい気になってほかの人に教えないでって言われるのかと・・・。
実はちょいちょい言いたい場面もありましたが、習いに来ている立場で教えるのもはばかられるなーと思っていたところなのでした。
そんなこんなでちょっと褒められたりして、やっていけそうな気がしている今日このごろですが、
謙虚な姿勢で細かい部分まで習ったり吸収したりしようと思ってます。
まあキモノバーでシャトーする機会も無いとは思いますが。
キモノバー開店まであと653日(適当)



