最近の母の体調はあまりよくありません。
しんどい、しんどい。


母は小学生三年生の時、母親を病気で亡くし、
母が中学二年生の時、父親を亡くしました。


それからは、父親の親族にお世話になっていて、私の父と出会い結婚した。

この話しは聞いていた事なので知っていました。


最近、母に色々質問して、母の願いなどを聞き込んでいます。


母が高校生の時までは、己斐にいる母方の祖母に会いに行っていた。

理由はわからないが、

会う事ができなくなり、今日に至ったと。


親が早くして亡くなっている母が、

子供達を育てて生きていくだけでも精一杯だった人生。

心の片隅で思い続けていた、祖母の事。


私は母の願いである、

① 母の祖母のお墓参りをする

②母の母親の写真を探す。

(一枚も写真がないんです。一目会いたい)

と、決めました。


しかし、

住所も名前も何もわからない。

戸籍謄本は直系親族しか取れない。


母の結婚前の本籍地から追いました。

廿日市市役所で戸籍謄本をとりました。

市役所の方はとても親切丁寧に話しを聞いて下さり90分かけて、明治時代まで探して下さった。


膨大な、漢字びっしりのとても読めない漢数字の戸籍謄本。


読み込んで、読み込んで、

家系図作っていきました。


昔の住所を現代の住所に直し、

(区役所で確認するのですが、土地と地主名が一致しないと教えてもらえないんです。)


Googleマップで探して、

珍しい苗字なので、

広島に大勢いないと思い、

ネットで探す。


調べて調べて、

頑張った。


おそらく、こちらの土地であろう場所に聞き込みに行きました。

お店の方が母の祖母や、母の叔母達をよく知っておられ、力を貸して下さりました。


もう、涙が溢れて言葉になりませんでした。



12年前の家族写真ですが、

この写真を持参しましたので、

見て頂きました。


まぁ、お母さんはおばあちゃんにそっくりだわ。

そのままだよぉ〜。って

もう、間違いない。


そして、ついに、母の従兄弟にあたる方のご家族とお目にかかる事ができました。


私は怖かったんです。

会いに行ったり、

探したりすることが、

先方様にとってご迷惑になる事や、

何か知らない事実があったりするのかと、

それなりに緊張とどのようにお話しをしたらいいのか、予行練習したりして 笑笑


母の従兄弟のご家族様が、

「眞弓さん(私の母)を探していたんです」

と、言われた時、もう、涙腺が崩壊です。


ありがとうございます。

ありがとうございます。

本当にありがとうございます。