別誂えの単衣色無地の着物
別誂えの単衣色無地の着物
今回は8月16日のブログでご登場いただいた平田寺・住職の長
谷川史道さんの姪子(可愛い双子ちゃん)さん【港区・曹洞宗
秀葉院様のお嬢様】の着物をご注文いただき、仕立上がってま
いりましたのでご紹介させて頂きます。
単衣の色無地のお着物ですが3丈の白生地から本人さんのお
好みの色目を決めて別染めしました。
単衣用の縮緬は撚りをかけた糸で織るため、表面に細かな皺
(シワ)のある丹後でも高級な絹織物を使用しますが現在では
4丈物の色無地を八掛の部分をカットして「単衣の無地です。」
と販売されているところもあるようです。
こちらはめぐみちゃん用の色無地(ローズピンク)に七宝に松
皮菱文様の引箔袋帯(高島織物謹製)
こちらはみどりちゃん用色無地(エメラルドグリーン)写真では
この色目が表現できないのが非常に残念!
袋帯は桂由美デザイン織傳謹製
今回は9月の散華(仏に供養するために華(花)を散布する
こと)の会で着用されるために誂えて頂きましたが、19歳の
厄除けも兼ねているそうです。
思えば双子ちゃんの初着からのご縁ですので感慨深い思
いです。
納品させていただいたお日柄が偶然大安吉日でした。
ありがとうございました。
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