こんにちは。
「きものclub夏彩(ナツイロ)」 です。
「着物文化エバンジェリスト(伝道師)※」
として活動していきます。
※エバンジェリスト(Evangelist)とは、
IT業界で専門的なことを中立的な立場で分かりやすく消費者に伝える職業です。
敷居が高そうな着物の世界をわかりやすくご紹介することで、
着物の先にある文化的魅力をお伝えします。
帯の中には胸ひも、伊達締め、帯枕のひも、帯揚げ…と色々なヒモが収まっています。
先日受講生さんがレッスン中に帯枕のひもを帯の中に納めながら、こんなエピソードを教えてくださいました。
海外で着物を着て観光していたご友人が、帯の中にパスポートを挟んでいらしたそうです。
スリに取られないようにするには1番安全って。
確かに!
お腹の前が1番安全♪しかもしっかり締まっているので、落とすことないですしね。
私も普段はスマホや交通系ICカードを帯に挟んでいます。
すぐ取り出せて便利ですよ!
このように着物はあちこちに物が入ります。
今月の初めの石垣島旅行の帰りは、着物で帰ってきたのですが…
保安検査場では人生で初めてボディチェックを受けました。
センサー通過時は何もブザーが鳴っていないのですが。
検査官の女性が
「すいませんねー」
と言いながら、胸のあたりや帯の中、袖の中など確認されました。
袖の中にはいつもハンカチを入れているので、それを出してから袖の振りを覗いたり。
着物は入れる場所が色々あるので、ブザーが鳴らなくても確認することが決められているのかな?と思いました。
先に登場された受講生さんのご友人は、フランスの保安検査場で
「そのポシェット外して」
と指示されたそうです。
ん?ポシェット…?
背中のお太鼓が、カバンに見えたらしく。
その方は英語のできる方だったので、「これはベルトの延長で云々」と説明して事なきを得たそうです。
その話を聞いて思わず大笑いしてしまいました。
背中の額縁みたいな四角い背負っているモノが服の一部だなんて、検査官の方も驚きだったでしょうね!
お店の販売員の方で、筆記用具をお太鼓の中に入れている方も見かけたこともあります。
一瞬「便利」と思ったのですが、ここだけの話見た目がイマイチでした。
教科書的には帯も袖もポケット代わりにしない方がきれいなのかもしれませんが、背に腹は代えられないですしね。
皆さんも着物を着た時はこっそり入れて便利に(?)過ごしてくださいね。
(大事な写真の時だけはお気をつけくださいませ。)
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