こんにちは。
音遊(おんゆう)kimono school神戸校
「きものclub夏彩(ナツイロ)」 です。
先週、神戸市東灘区の住宅街にある歴史的洋風建築「旧乾邸」の特別見学会に参加してきました。
☆その日のコーデ☆
結城紬
ひょうたん柄絽の名古屋帯
この日は5月中旬なのに30℃を超える日だったので、どちらも夏物にしました。
5月に夏物⁈と一瞬迷いましたが、体感温度重視で。
夏物の結城紬は、風をまとっているように軽くて、とても心地よいです。
しかも、すてきなお家にうかがうので、ビシッと決めていきたかったため、
ぴったりなコーデでした。
旧乾邸は、乾汽船(株)を設立した乾新治氏の自宅として昭和10年に建てられた洋館です。
海外との貿易もしていた乾氏は、約4000坪の敷地に迎賓館のようなモダンな邸宅を建築しました。
このエリアは、大正~昭和初期にかけて、関西の財界人が居を構え、4000坪は中くらいの規模だったとか。
住友、倉敷紡績、鴻池、武田薬品、日本生命、朝日新聞、伊藤忠商事、大林組等々
日本を代表する会社の創業者宅がみーんなご近所だったとは圧巻ですね。
ガイドさんが詳しく説明してくださいます。
映画やドラマで頻繁に使われているので
「なんかみたことあるぞ??」
という光景が数多くありました。
殺人事件のロケも何度も...?!?!
この応接室で、
こんな風に着物でティータイムしていたのから?
と妄想が膨らんで止まらない♡
一方、立場によって玄関が5つに分かれていて、
今より身分わけが厳しかったのね…とも思ったり。
2時間ほどの見学で、
ひととき邸宅の奥様気分を味わいました。
旧乾邸は現在神戸市の所有となり、普段は非公開となっています。
春と秋の年2回それぞれ1週間ほど公開され、
事前申し込み制となります。
今回は倍率3倍位で、東京からいらしたファンもいらっしゃいました!
1回目で当たって、運がよかったのかも…。
約90年前の日本は、私たちが思うよりも優雅で文化的で
社交的で、美しい時代だったのかもしれないと思ったひとときでした。
神戸~大阪エリアには、このような大正から昭和初期の洋館が複数残っています。
「阪神モダニズム」で検索すると、詳しい場所や説明がありますよ。
私の趣味の一つです。
いつかモダニズム建築歩きイベントもやりたいな~
その時はお付き合いください♡
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