こんにちはー。
銀座で4年?5年?毎日銀座ホステスさんの着付けをしてた修行時代があります。
(土日は一般のお客様の着付け)
一般的な人の着付けだと、だいたい結婚式に着ていくとかくらいの一回限りなので
正直、下手でも上手でもわからないお客様がほとんどです。。。
しかも一般の人は、着付することがスペシャルなので、だいたい着付け師を「先生」ってちやほやされます。
が、しかし、銀座は甘くはありません!
銀座ホステスさんは着物を着られ慣れてますから、着付けの上手い下手をものすごく知っているので
上手にならないと口をきいてもらえないこともありました
着付け師さんが銀座に来るとホステスさんにコテンパンにされます。
心が折れて一回でやめてしまうベテランの着付け師や着付け教室の先生はすっごく多いです。。。
しかも「あそこのお店の着付け師は下手だよ」「あそこの着付け師の何とかって人は上手だよ」って
ホステスさん同士で口コミが広がります
また着付けしてる最中に「あなた、他の人と変わってくれない?」って平気で言ってくるホステスさんもいます。
(着付け教室の先生やってる人でプライドがズタボロです)
私は幸いにも着付けの見習いから銀座で入らせてもらうことが出来たのと、もともとホステスをやってたので
知り合いや応援してくれる友達や銀座でママをやってる方で応援してもらってました。
そえを励みに上手くなるように、泣きながら練習もし、ホステスさんに恐怖をもってしまったりもあり
なんとか乗り越えて4年、銀座でいることが出来ました。
ちなみに一般的な着付教室は私は通ってません。銀座で先輩を見て覚えて、ホステスさんも優しい人がいて
「私で練習してね」ってお金を払ってるのに温かく見守ってくださる方もいました。
なので今となっては、どんな着物を持ってこようが
(サイズが合わない、道具が足りない、7歳の女の子に大人の帯を持ってくる親、などなど)着付けや
すごくめんどくさいお客様(すみません)であろうと
全く動じることはありません めっちゃ度胸が付きました
そして、銀座の着付けに必須なのが小物ですが
今日は帯板をご紹介します。
上が普通の帯板、下が銀座で多く使われてる帯板です。
これを「あと10分で着付けして!」と、お店に急いで入ってくる
ホステスさんに着付けします。
花嫁さんの着付けで使う帯板ですね。