着物アートメイク1月雪女 私の雪女物語 | ルーチェの着物着付け岐阜

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雪女は人という人に息を吹きかけ命を奪う、恐ろしくも美しい妖怪 というイメージがありますが、私的解釈で物語を作り今回の撮影に至りました。

 よろしければお付き合いください。

・・・・・・・

 

 ある山深い町に大きなお屋敷がありました。何代も続くそこの家主は一見気難しそうに見えて,実はとても心優しく、広大な敷地の木々の実りを動物達に分け与えてました。
 
師走も押し迫る頃、雪深い冬の蓄えにと、庭の柿を常連のサルやカラスに分け与え、そのお礼にと、動物達はお屋敷の見守りをしていました。 
 
ある雪の夜の事です。家主が庭に出ると、白い影がありました。
うっすらと白い影に長い髪の毛、最初は見間違いかと思いましたが、来る日も来る日も風に乗るように白い影が漂います。 家主の顔は一瞬にして氷つきました。 もしかしたら影の正体は世に言う雪女では無いかと。今までこの屋敷に雪女が現れることなど
聞いたことが無いし、それにまつわる言い伝えもない。
どうしたものか・・・・



 
動揺を隠しきれず雪女に知られないように息を潜めしばしその様子を見守っていました。
 するとカラスが「そうさ雪女さ。母親とはぐれてここに来てるのさ」 猿は「居場所を探してるんだろうよ、ここは居心地がいいからな」 そう付け加えて言いました。 家主はそれを聞き、頭を抱えました。 「やはりそうか、なんてことだ、家族に万が一の事があればどうしたことか…見つかったら殺されるのか」
家主は家族に相談もできずに一人悩みをかかえて幾日が経ちました。
 
 その後も雪の降る夜になると、雪女は家主の庭に通い、しばらく庭を漂い、雪と遊んでいる様子。



家主は怖々様子を見守っていました。
動物たちは「雪女は家主が好き、この庭が好きさ」そう言いあいます。
 動物たちの言葉に、 ある日家主は意を決して、雪女に声を掛ることにしました。
「ワシはここの家主だが、お前は誰だ。」 すると雪女は振り向き家主を見ました。 それは透き通るほどの美しさに家主も 言葉を失うほどでした。
 


「見つかってしまいましたか。そうです私は雪女です」
そう言ってあどけない雪女の形相は瞬く間に変わりました。
 
これで一貫の終わりか。
雪は激しく吹雪いています。
 
つづきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

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