こんばんわ。
貴女の魅力をきもので魅せるをお手伝い。
～きもの美人 きれい塾～
和のパーソナルカラー診断® の佳乃(KANO)です。
大きな被害をもたらした台風が過ぎ、
空の空気が秋の空気にかわりましたね。
9月に入り仕事が忙しく(毎年9月初めは忙しいのがピークです)
季節の移り変わりを感じることなくバタバタち過ごしておりました。
あ…現在進行形で
おりましたではなく、おりますですね
旧暦では9月は長月。
新暦でも便宜上長月としていますが、
本来は旧暦の10月上旬ごろから11月下旬ころ。
なので感覚的にずれがあるように感じますが
なんとなく長月という方が趣があって響きがよいです
長月って何が長いの
って思いますよね。
諸説あるようですが、
夜が長い「夜長月」から長月になった。
旧暦では9月ごろは日に日に日が短くなり夜が長くなりますね。
雨が多く長く降る「長雨月」から長月になった。
9月中旬ころから10月にかけては秋雨前線が停滞することが多く
長雨になりますね。
稲刈りの「稲刈月」からねかづきになり長月になった。
旧暦の長月10月上旬から11月下旬までは収穫の時期。
などがあります。
個人的には夜長月がぴったりくるような気がします。
新暦の9月ではまだ夜長という感覚はないですが、
日が暮れるのが早くなったな～と感じます。
長月になりお着物も単衣の時期になりました。
盛夏の夏を挟んで、
6月は夏着物への移行の時期であり9月は袷の着物への移行の時期。
季節の移り変わりを楽しみ、
季節との調和を重んじる日本では、
その季節感を纏うお着物に重ねて、
四季の移ろいを楽しむのが嗜みであったように思います。
6月の春単衣は、
梅雨の気配が漂うころの新緑が力強い生命のエネルギーを増し、
緑が濃くなり川のせせらぎが爽やかに感じられるときの装い。
9月の秋単衣は、
澄んだ高い秋の空と色付き始める銀杏や紅葉を眺め、
こうべを垂れる稲穂の輝きに感謝し、
秋が深まるにつれ温もりが恋しくなるときの装い。
同じ単衣でも春と秋では装いも違えば、
その季節に馳せる想いも違ってきますね。
単衣の時期は春秋合わせて約2ヵ月しかないので、
手持ちも少ないので季節との調和まで考えるのは難しいのですが、
手持ちの中で少しでも季節感を取り入れていきたいなと思います
土日も考えているのですがまだ予定がはっきりしないので
今のところ平日のみとなります。
〜10月〜
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