こんばんは。
kanaです
さて、今日は
「わたしのこと。完結編」
になります。
そして、はじまるのですが
お時間のあるかたは、
過去記事にもちらっと訪問いただければ
うれしいです。
5年前、
主人の最後の転勤で
神戸に。
引越しするときに、
いろいろなものを処分しました。
好きで集めていた着物も、練習に使っていたボディ(着付けの練習に使うマネキンのようなものです)さんも。
もう着物の仕事はしないだろうな、
と思って。
専業主婦を長く続けていたとき、
もちろん日々の生活や子育てでうれしい瞬間
楽しい時間もたくさんたくさんありました。
でも自分自身のことについては
水の底に沈んでいて
息ができないように感じることがあって。
当時の手帳を開くと
「何もする気力がなく、一日ねてすごした。
このままではいけないと思うけど、
こんなことなら反対されても
やりたいことをやればよかった。
遊びに行くのも
自分のつかれた顔をみるとイヤになる・・・
どんどん落ち込んでいく」
※原文のままです。
もちろん家事や子供のことはきちんとこなしていましたし、はたからみると幸せそのものの専業主婦でした。
でも結婚や出産に子育て
転勤にともなう引越し
くるくると変わる環境の中
仕事や続けたい習い事や人間関係など
自分の意志と関係なく手放さなくてはならないことも多かったのです。
自分のやりたいことを
自分で決められないと
そのときは
思い込んでいたんですね
神戸に来て
下の子が幼稚園に入る前に
はじめたのは、気楽なパートです。
家のすぐ近くの写真館さんで、
事務作業が中心でした。
美容師資格があり
ブランクがあるので自信はないですが
着付もできるとお伝えしていました。
七五三のお支度からはじまり
お宮参りのお母様の訪問着
卒業袴のヘアメイクなど
徐々に任されることが増えてきます。
新しいボディも手に入れ
また着付の練習を始めました。
着物の準備をしているとき
着付けをさせていただいているとき
この感覚・・・
やっぱり私は着物にかかわることを
しているときが本当に楽しい
そのうちに
成人式の着付・ヘアメイクも担当するようになりました。
土曜日や日曜日、前撮りなどで半日程度仕事が入るときもあります。
お兄ちゃんお姉ちゃん、そして主人も幼稚園の下の子をみてくれるようになりました。私が着付けの仕事があるときは、忙しくも楽しそうにしている様子をみて協力してくれるように
そして、
もっともっと
勉強がしたい
自信がもちたいと
「キモノ*cocon」さんの
講師養成コースを受講しようと決心しました。
あなたと同じように、
きものに一歩踏み出したいと思っている
そんな誰かに…
きものの楽しさを
お伝えしていってください。
先生のこの言葉に背中を押され
一年間がんばりました。
そして
2018年12月14日
講師養成コースのDiploma
をいただくことができました
いつもと違う自分になりたい
人生を変えたい
自信を持ちたい
暮らしにエッセンスがほしい
と思っているあなたが
着付を習うことで
かっこよかったり
きれいだったり
ちょっぴり前向きになったり
すてきな女性に近づいたり
幸せで
自分すてき!
自分大好き
となってくれるとうれしい
かつての自分のように
そして
そのお手伝いをしたい
そんな思いをこめて
お教室名は
「きものでいこう。」
kanaでした