講師養成コース9回目は、初級コースの進め方(4回目~6回目まで)と、補整について、そして模擬レッスンでした。


前回 わたしは振替レッスンでマンツーマンの座学だったのですが、今回は新しいメンバーも加わり、ボケる人あり つっこみをいれる人ありで、楽しい座学でした。



補整については、『鞠小路スタイル』の初級コースでは、着姿の完成した6回目になって、ようやく補整をいれます。

それはなぜか!?

着付けのプロとして、きれいに着れないことを 体型のせい、サイズ・仕立てのせい、補整のせいにしない!!

着付けで解決できることを徹底的に解決し、補整の必要性を明確にしてから、補整を入れる。
だから、必ずしも補正をいれなくてもいいし、補整を入れると ここういう着姿になるということを知った上で、生徒さん自身が選べるようにしてあげる、という考え方なのです。




さあ、いよいよ模擬レッスン。

トップバッターは、わたし。
裾よけ、肌襦袢、長襦袢までです。


もうね、座学の終わりのほうから、頭の中で手順を復習しようとしても、まっしろになるし、ドキドキ!!






ひととおり終わり、同期の皆さん、再受講の先輩方から感想をいただきます。


実際に模擬レッスンをやってみて、緊張していたのもあるけど、思っていたように言葉が出てこない。
考えて喋っているようでは、手の動きと言葉にズレが出てくる。

なにも考えなくても、自然と口から出てくるようにする。
まだまだ準備不足だったことを実感。


でも、
落ち着いたトーンで、安心感がある。
先生っぽい、っていっていただいたのは、うれしかったです。


・リズムとテンポ
・メリハリ
・待つポイント

なかなか人に自分のレッスンをみて感想をいってもらえる機会なんてないので、一つ一つの感想、アドバイスは大切な財産。

ありがとうございます。

















講師養成コースを受講していて、ずっと教えていただいていることですが、
今回の模擬レッスンを通して、実感したこと


・着物の着方を 知っている
・着物が着れる
・着物の着方を人に教えてあげられる
・着物の着方を教えるプロである

それぞれは、別のもの。

そして、
・着物を人に着せてあげられる
・着物を着せるプロである

というのも 全く別。



プロとは、お金をいただいて、それに見合う仕事ができるということ。




2015年 春より着付教室開講とブログにも告知して、名刺も用意して、
着々と準備をしている 同期。







自分は、プロの着付講師になる 覚悟はできているのか?

今の仕事のこと、家族のこと、子どもの学校のこと
いろんなことを 自問自答して、なかなか書けなかった この模擬レッスンの記事










いろんな条件で、今すぐに教室開講というわけには いかないのですが

うん、
でもわたしは着付講師になる!



なんか、悩んでたのが、この記事書きながら決心ついたわ。


決して後悔したくないから
この講師養成コースに申し込んだんだった。







講師養成コースも あと3回です。

吸収できることは、しっかり確実に!!