秩父の織物を見てきました | 着物屋さんの中の人

着物屋さんの中の人

埼玉県熊谷市にて今年で創業17年になる着物屋の店主です
毎日着物を着て店頭や街中をウロウロしております

熊谷から車で1時間ちょっと。埼玉県秩父へ織物見学に行ってきました。最初は秩父銘仙の新啓織物さんへ。工場を見せていだきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして秩父太織のHandweaver-Magnetic-Poleさんへ。糸作り「座繰り引き」を見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、養蚕農家の久米さんへ。(お蚕画像あり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

埼玉県秩父ではこんな風に今も織物を作り続けています。その様子を目の前で見ていただくことが私し着物小売業の出来る重要な役割と感じています。

 

 

今日もお蚕は桑を食べてました。そして約3週間後には立派な繭になります。その繭を今日、糸にする人が居ました。染めた糸が織り機に掛かり大きな音と共に今日も新しい織物が作られていました。

 

 

携わる人はとても少なくなりましたがずっと昔から変わらずに今日も作られています。続いてることには意味があります。その答えは現場にあります。その土地、建物、道具、そして人。その意味を知ることが出来るのはその人達が続けてくれている今だけです。着物姿が当たり前ではない時代に着物を作り続ける人達の本当の想いを一人でも多くの方に知ってもらいたいです。

 

 

 

秩父織元見学をご希望の方はきものこすぎまでお問い合わせください。織元さんと予定を調整してご案内させていただきます。(シーズンにより数ヶ月お待ちいただく場合もございますので予めご了承ください)