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 ヤップ島と聞くと大戦中日本軍が展開していたのを思い出す。今はダイバー天国だとか、行くにはグアムで乗り継ぎ1時間半ほど飛ぶ。

 石を貨幣として使ったことでも知られる約100平方キロの平和な島が、じき姿を一変させる。中国企業が一大リゾートとして開発するからだ。

■中国人の中国人による中国人のための開発

 四川省成都市に本社を置く「会展旅游集団(Exhibition & Travel Group=ETG)」が中国側主体で、会長のトウ鴻氏がヤップへ行き、今年1月12日に地元代表と覚書を交わした。

 報道によれば計画はゴルフコースを15もつくったうえカジノを複数開き、ホテルを10棟建てようとするものだ。合計室数は当初4000、将来棟数を増し2万室にする意向もある。

 覚書は島の伝統や自然を守るよう定めた項目を含むものの、冒頭の2項でETGが「フル・スケール」の開発を実施できること、地元はそれを最大限支えるべきことを明記している。

 順調に運んだ場合、小豆島より小さいヤップ島は、計画第一期が終わる2015年頃までに姿形をすっかり変貌させていることだろう。

 トウ鴻氏は飛行場を拡げ、日本や韓国からの直行便を受け入れたいようだが、一島丸々借り上げるに等しい事業の採算は、中国人が大挙来るのを当てにしたものに違いない。グアムと違ってヤップでなら、中国人は初めから一番客になれる。中国人の中国人による、中国人のための開発となるだろう。

 トウ鴻氏はランボルギーニなど高級車の収集が有名な富豪で、長者番付の常連である。米国紙の取材で「友人と政治のどちらを取るか」聞かれ、政治(=党)だと躊躇なく答えたことがある。数百億円は下らないという個人資産を築くに当たっては、党との密接な関係を随所で役立てただろう。

 トウ鴻氏は03年、四川省アバ・チベット族チャン族自治州の森を切り開き、インターコンチネンタル・ホテルを誘致した。現在はチベット仏教の聖地ラサに一大ホテルをやはりインターコンチネンタルと組んで建設中だ。前者はユネスコ世界自然遺産の指定を受けた地域を劣化させかねない一角での事業、後者はチベットの世俗化・漢族化を象徴する企画で、いずれも北京の意向を暗黙裡に体して動いたと見る方がむしろ自然だ。

 ヤップ島だけではない。トウ鴻氏はサモアとも覚書を手交済で、ホテル建設に乗り出す。中国の影響力浸透が著しいフィジーは、中国と南米を結ぶ航路の中間点に当たり海軍寄港地として好適だ(本欄10年11月号)。やや東北東にあるサモアにも同じ意義があろう。翻ってヤップは中国が言う「第2列島線」上、真珠湾からフィリピンに向かう米海軍を牽制し得る位置にある。だからこそ戦時中、帝国海軍は近くのトラック環礁を泊地とした。

 どうやら中国が望む西太平洋分割の方法論が透けて見えだした。手つかずに等しい小島嶼国に民間を装う資本を大量投下し、中国人滞在人口を増やした後、やおら政治・軍事的浸透を図る戦略か。その関心は、戦前日本に属し、今米国の保護下にあるいわゆる南洋諸島をひとつの焦点とする。

 ヤップ島が属すミクロネシア連邦は独立国で、大統領は日系のエマニュエル・モリ氏。「冒険ダン吉」のモデルとされる高知出身・森小弁の曾孫だ。さりとて日本には時々会議を開いて氏らを呼び(今年はその「島サミット」開催年)、限られた援助を与えるくらいしかできない。米国も、保護国としながら管轄を国務省でなく国立公園などと同様内務省に任せて今まで来た。

 弱いところを中国はうまく衝いた。ヤップには独立気運がある。実現でもした日には、北京が真っ先に承認することだろう。


著者:谷口智彦(慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授)
「この記事の著作権はWEDGE に帰属します。」



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 中国の元重慶市党委書記・薄熙来氏が失脚し、妻の谷開来氏も殺人容疑で訴追された事件は、中国のドロドロした権力闘争とも絡んで3月から4月にかけて世界規模での大きなニュースになった。この事件は遠く離れた米国のハーバードにも影を落としている。

 薄熙来氏の息子である薄瓜瓜氏はハーバードケネディスクール(行政大学院)に在学する2年生だが、父親をめぐるニュースがメディアを騒がし始めたころから学校からぱったりと姿を消し、大学内での話題になっている。米英のメディアは息子の薄瓜瓜氏がハーバード大学近くの高級マンションに住み、高級車を乗り回しているなどの報道を展開し、米国に留学している中国の高級幹部の子弟の貴族的な生活を批判しているが、こうした報道にハーバードも困惑しているようだ。

 実際にケネディスクールに在学している学生に話を聞いてみると、薄瓜瓜氏は騒ぎになる前までは授業に出て発言もするなど普通の様子で、同じ授業をとっていた学生が見かけることも多かったという。英国の名門オックスフォード大学を経てケネディスクールに入学しているだけに英語は堪能で、活発な学生だったという。ケネディスクールは2年制の大学院で、2学年で日本人学生は10人強だが、中国人学生は20人以上いる。その中でも結構目立つ存在だったようだ。

■共産党幹部の父親を自慢する息子

 留学生の多いケネディスクールでは毎年夏、それぞれの国の出身者が中心となって学生向けに研修旅行をアレンジする恒例行事がある。日本に関心のある学生には日本人学生がコーディネートする「ジャパントリップ」、中国に関心のある学生向けには中国人学生がコーディネートする「チャイナトリップ」など。

 今回、一躍注目の的になっている薄瓜瓜氏は昨年、チャイナトリップを引率する学生の一人だった。関係者によると、中国滞在中は普通の学生の研修旅行では会えないようなハイランクの人物に会うことができるなど、父親の影響力を使ったと思われるような場面が結構あったという。また薄瓜瓜氏自身も父親が大物であることを隠そうとはしなかったそうだ。

 父親のスキャンダルが取りざたされ、各国メディアの関心が家族にまで及んできたことを受けて、ケネディスクールは3月下旬、全学生向けに一斉にメール送信した、そこには「ケネディスクールはメディアなどに対して学生の個人情報やプライバシーに関しては保護する方針であるので、みなさんも留意してほしい」という内容だった。具体的な内容は一切記されていなかったが、関係者の多くは、メールは薄瓜瓜氏のことを念頭に置いており、「メディアの取材などには応じるな」という趣旨だとすぐに理解したという。

 この頃には実際にメディアがハーバードの学生に接触をする動きが活発に始まっており、日本人留学生にもメールでCNNなど主力メディアから「何か情報があったら電話してほしい」とメッセージが入ってきたそうだ。

■寄付金増加 中国との微妙な関係

 ハーバードがこうした動きに配慮せざるをえないのは中国との微妙な関係がある。ハーバードは米国を代表するリベラルな大学であり、中国に過剰に気を使う必要はないとも思うが、現実には近年、学部や大学院を問わず、中国からの留学生が増えていることや、ハーバードの卒業生が中国で政治やビジネスの重要な地位についていることを強く意識している。また中国関係の寄付金が増えていることなども背景にあるとみられる。

 ハーバードは正規の学生以外にもさまざまな形で研究員などを受け入れているが、こうした動きも中国をはじめ各国政府スポンサーの意向を意識したものだ。いわゆる中国の「太子党」という高級幹部の子弟の多くが米国の名門大学に留学しているが、中国人留学生によると、次期最高指導者・習近平氏の娘も現在ハーバードの学部に在籍しており、中国関係の授業などに出ているそうだ。

■「フェラーリに乗ってない」と学生新聞で自身を正当化

 薄瓜瓜氏については4月下旬に新たな動きがあった。ハーバードの学内新聞である「ハーバードクリムゾン」の記者宛に、「自分自身へのうわさや批判に対する事実関係を説明したい」として、自身が事実と称する内容をメールで送ってきたのだ。

 クリムゾン紙がその全文を掲載しているが、その中には「学費は、奨学金や母親が弁護士や作家として得た資金をあてている」、「学校の成績は英国にいたときからずっと良い結果を修め続けている」、「フェラーリに乗ったことはない」などと自身を正当化する内容が並んでいた。

 メッセージの最後は「これを機会にケネディスクールには引き続きコミュニティの一員として扱ってもらっていることに感謝する。報道関係者には私の指導教授や友人、クラスメートの生活に立ち入ることを心底自粛してもらいたい」という言葉で結んであった。薄瓜瓜氏は5月24日にケネディスクールの卒業を控えていたはずだが、学期末試験なども受けられない状況だけに、本当に卒業できるのかどうかは微妙だ。ただ今後の父母の処遇と連動して引き続き動向が注目されるのは間違いなさそうだ。

著者:天正高夫
「この記事の著作権はWEDGE に帰属します。」





中国の上海汽車(SAIC)は4月、中国で開催された北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、栄威(ROEWE)ブランドのEV、『E50』を初公開した。



栄威は、上海汽車が独自展開する中国向け高級車ブランド。2006年、最初のモデルとして、英国の旧ローバー『75』をベースにした栄威『750』を発表した。2008年には、栄威『550』を発売。この550は、上海汽車傘下の英国MGブランドの新型車、『MG6』のベースになった。

E50は栄威ブランドが、中国市場へ投入予定のコンパクトEV。モーターは最大出力70psを引き出し、最高速は130km/h。1回の充電で最大190kmを走行でき、充電は220Vソケットで約8時間。急速チャージャーを利用すれば、80%のバッテリー容量を30分で充電できる。

E50は今秋、中国市場でリリースされる予定。上海汽車は年内に、1000台を量産する計画だ。

《レスポンス 森脇稔》
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