11月ですね。




  次から次に台風が来て、自然界に振り回されてしまった10月でしたね。


もう、台風も来ないと思うし、これからが秋本番!


街の木々の緑が色づいてきて、気持ちのいい季節になるといいですね。




そう、着物でお出かけするのにとてもいい時期です。






 さて、どんな着物にどんな帯をすればいいのでしょう?


やはり、装いには、約束事があります。




礼装(留袖、訪問着、色無地、附下、ミセスの場合は振袖等)


の時に〆る帯は袋帯です。


 街着、趣味の着物の時は、名古屋帯を結ぶことが多いです。




 その違いは、お太鼓が一重になっているか二重になっているかの違いです。


 


 礼装でも、喪の時は、名古屋帯を〆ます。


不幸が二重に重ならないようにという心遣いからです。




それでは、以下からは、


独断と偏見で、3つのブランド織屋の袋帯について


おしゃべりしようと思います。


言いたい放題!書きたい放題


あくまでも、私の偏見です。


どうぞ、ご了承ください。







①龍村の帯


 「龍村の帯」は超有名です。


大体の人は、名前だけでも聞いたことがあるのではないでしょうか?


 昔、桃井かおりが置屋のおかみで出演した映画・・「ゆきこ」??


だったか・・・・・


芸者たちが、あこがれの帯の代名詞のように「龍村」「龍村」と


連呼してました。


そんなに、代表的!




 「龍村美術織物」は、120年の歴史のある老舗の織屋です。


 初代・龍村平蔵氏が、正倉院に貯蔵している名物裂を、


顕微鏡を使いながら、試行錯誤して、やっとの思いで


龍村の帯として再現したそうです。




 古今東西の織物は、想像ができないくらいの高い技術で織られていて、


現代でも、どのように織ったのか、さっぱり


解明できてないものが多いということです。




「龍村美術織物」の帯の特徴は、豪華、絢爛、盛り上がった金糸銀糸です。




 以前、呉服屋のパーティーで、約30%の来賓が


龍村の帯を結んでいて本当に驚きました。


周りを見るだけで、美術館にいるようなパーティでした。


 値段も100万円を下らないでしょうから、


着物通の人も、それほどではない人も、龍村の帯を〆るというのが


何かのステータスのようになっているような気がしないでもありません。




 「龍村美術織物」も、最近は、小物や名古屋帯、タペストリー等


多岐にわたって作っています。


織機も使って、大量生産して、値段を下げたものも多くあります。




  


 いつも、思うことですが、せっかくの技も、誰かが


それを応援しない限り継承できません。


お金を出して買ってあげなければ廃れてしまいます。



 聞いた話では、日本橋のT百貨店は、初代龍村平蔵の帯を


沢山保有しているそうです。


技術の継承に貢献しているのかもわかりませんね。