北朝鮮レポート その② | 喫茶きむ

どもどもキムです。

 

さて北朝鮮レポート②です。

 

①がまだの人はこちら

 

 

地獄のようなトイレ経験も無事?に終わり、

丹東から平壌行きの電車に乗ります。

 

 

列車は満員でそのほとんどが中国人。

 

ポツリポツリと西洋人がいて、

見た目は中国人なのに何やら雰囲気が上品な台湾人。

そして静かな朝鮮人。

 

そして僕たち日本人。

 

民族ごとに明らかに雰囲気が違うのが面白い。

 

中国の大連に着いて、地下鉄も丹東までの高速鉄道も

最新式な感じだったのに対して、

 

平壌行きの列車はこれいつの列車?と言うくらいレトロ。

 

 

中は3段ベットの寝台列車。

 

 

下の段は競争率も高いし、ゴチャゴチャするので、

マサーシーと早々に3段目を陣取る。

 

が、しかし登ってから気づく。

 

 

外の景色をしっかり見るために空路ではなく陸路での北朝鮮入りを決めたのに、

3段目からでは外が見えない。。。

 

 

って事でしばらく狭い廊下みたいな部分で過ごすことに。

 

 

中国から国境の川を渡って、すぐに列車は止まり、

そこで入国の手続きが始まる。

 

 

係の朝鮮人が入ってきて

色々書類を書いたりパスポートを提出したり手荷物を検査したり、

ここで2時間も足止め。

 

 

北朝鮮に良いイメージがないので、

パスポートを持ってどこかに行かれると、

ちょっと不安が募ったりします。

 

が、ちゃんと返ってきました。

 

 

 

北朝鮮に入ると大都会な中国とは明らかに様子が変わり、

あたりはひたすら田園風景が広がる。

 

 

 

眼に映るものほとんどが田んぼかとうもろこし畑と、

空いているスペースには豆が植えられてる。

 


 

衝撃を受けるくらいに土地を有効活用していて、

田んぼの畔にも豆。

線路と線路の間にも豆。

川辺のちょっとしたスペースにトウモロコシ。

 

 

と、

 

なんでもないスペースは見当たらない。

 

 

雨が降っているからか、

朝鮮の人もほとんど見えず、

延々と何時間も田園風景だけが広がる。

 

 

初めは興味津々で北朝鮮の様子を少しでもこの目で見ようと

意気込んでいたけれど、ず〜〜〜〜〜っと同じ景色で次第に飽きて来る。

 

 

 

朝9時頃に丹東を出発して平壌に着いたのは夕方6時半頃。

 

 

平壌市内に入った途端に景色はガラリと変わる。

 

 

平壌駅では今回の旅のガイドさんが待っている。

 

 

 

2人ともキムさん。

 

僕もキムさん。

 

 

 

北朝鮮に入る外国人には必ずガイドが付く。

 

そして決められた北朝鮮の国家に用意されたコースしか行けない。

 

 

平壌駅前。

人が大勢いてめっちゃ賑やか。

 

ほとんど見ることが無かった車も平壌ではたくさん走ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

都会というのは知っていたんだけど、

それにしても大都会。

 

そして、ゴミが全く落ちてない。

 

町はどこでもキレイで、良い雰囲気。

 

これにはビックリしました。

 

 

 

さて、ここで今回知った北朝鮮情報だったり、

見てきたことを挙げて行こうかと思います。

 

 

 

まず、北朝鮮の景色は地味です。

 

田舎はひたすら緑。

 

そう!

お花があんまり咲いてないし、

森もあまりない。

 

 

そして都会は都会で広告がないから、

景色に色がない。

 

 

そして、太っている人はほとんどいません。

ほんといない。

 

 

噂であったように1990年代、北朝鮮はソ連の崩壊やら、各国からの制裁、

天候不順が重なり、数年間食糧危機だったそうです。

 

その辺の草や木の皮まで食べていたと言うのは本当の話でした。

 

きっと餓死者も出たんではないでしょうか?

その辺りで生まれた子は今も背が低い傾向にあるそうです。

 

 

それを教訓に国を挙げて穀物を育て、今では食料自給率が80%まで上がったそうです。

無駄が全くないくらい本当にどんな所にも何かしら育てています。

 

 

この辺の事情はキューバと似てますね。

 

 

そして、

大方の予想通り、金日成と金正日の写真がそこら中に掲げられてます。

 

 

そう言えば、御二方の写真を1枚も撮ってない(笑)

 

 

なんかね、中途半端に撮ると、怒られるそうなので、

僕は1枚も撮ってない。

 

 

教育、医療などは無料です。

 

お米なども配給。

 

足りない分はスーパーやお店で買う。

 

平壌にはスーパーがあるけど、多分田舎にはないと思う。

 

 

国から支払われるお給料はどの職業でも一緒らしい。

(これは本当か疑わしいと思ってる)

 

田舎の農民たちに比べると平壌市民は明らかにオシャレだしお金持ちのエリートに見える。

 

 

ネットはほぼ繋がってなくて、

他国の情報はほとんど入ってきません。

 

 

ガイドさんたちも、日本や韓国の情報とかを、

何かと知りたがり、たくさん質問してきます。

 

 

上にも書いたように、僕たちが行けるルートは全部、北朝鮮が用意したルート。

 

なので、色んなところを見たい、色んな人とお話ししたい僕としたは不満。

 

 

そんな中、平壌市内をサイクリング出来ると言うオプションがある事を発見!

 

当然申し込むが、なんとサイクリングのコースも決められていて、

道を外れることが出来ないとの事。

 

 

しかも1時間40ユーロ!!!(笑)

 

速攻でキャンセルしました。

 

 

決められた場所しか行けないから、

どこに行ってもすでに中国人旅行団が大勢います。

 

 

何とか少しでも日常の市民が感じられるようにと、

お願いしていた子どもたちの教育現場も、

 

 

完全に用意されたコース。

 

子どもたちのいかにも北朝鮮って感じの出し物を見せられるだけ。

 

どこに行っても

 

北朝鮮ってステキでしょ?

金日成、金正日、金正恩って偉大でしょ?

 

っていう感じのアピールばかり。

 

 

そんな感じで日々が過ぎていきます。

 

色んなところに行ったけど、

大抵の建物の内部は撮影禁止なので写真がない。

 

 

 

北朝鮮の食事と言えば、

ツアーなので良いところばかり連れて行ってもらっているのもありますが、

 

どこに行ってもめっちゃ美味しかったです!

 

宮廷料理。

 

冷麺。

 

参鶏湯サムゲタン。

 

焼肉。

これは何と!アヒルの肉!

めちゃめちゃ美味しい!!!

 

 

と、まぁどれも美味しくて食べまくりました。

 

 

基本、ずっとガイドさんの言いなりなので、

ツアー会社の人が用意してくれた旅のしおりも、

 

「あ、この日程は明後日に変更です」とか

 

1番の目当てだった韓国との国境の板門店も、向かっている途中で、

「あ、今日は板門店、行けなくなりました」

 

とか。

 

文句を言ってもどうにもならないことがわかるので、

「はい」としか言いようがない(笑)

 

 

 

あ〜!!

そうそう!!!

 

テレビで絶対見たことがあるマスゲーム!!!

 

見に行ってきました!!

 


 

 

もうね、これはすごい!

 

15万人も入る巨大なスタジアムで、

8万人近くの人たちが演じる巨大なshow!って感じ。

 

サーカスとかマジでやばい!!

圧巻です!!

 

 

が、後半はやっぱり飽きてきます(笑)

 

 

 

と、まぁ北朝鮮報告を色々書いておりますが、

 

ここまでこのブログの中で僕はある意図を持って書いています。

 

 

 

今回、こんな感じで北朝鮮を回ってきたんだけれど、

ここまでで皆さんが受けている北朝鮮の印象はあまり良くないと思います。

 

 

何をしでかすか危ない国。怪しい国。独裁国家。

洗脳されてる国民。

不自由なかわいそうな国民。

反対勢力や気に入らない人はすぐに殺される。

金日成も金正日も金正恩も狂ってる。

 

そんなイメージもあるかもしれません。

 

 

 

ですが、今、僕が感じている北朝鮮の印象は

 

「素晴らしい国だった」

 

なんです。

 

 

 

次回のレポートでは、

僕たちが見てきた北朝鮮ではなくて、

 

僕の内側で感じてきた北朝鮮のレポートをメインに書いてみようと思います。

 

 

 

 

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