伝統的な靴ひもの結び方について
たかが靴ひもでも、正しく結べると
快楽を感じる。
紐穴が5つの場合に適した紐の長さは
80センチ弱で、すべての穴を通した後
左右のひもは20センチずつくらいが残り
結ぶためにはちょうど良い余裕ができる。
結び方は「パラレル」と「シングル」
があり、それ以外はスニーカーや
カジュアル靴用でスーツ用には向かない。
代表的なパラレルの結び方はこんな感じ。
爪先の穴の外側から両先を通し
3つ目と二つ目に通す
そして4つ目と3つ目に
そのまま5つ目と4つ目に通していく
そして4つ目のひもを5つ目に通せば
出来上がり。
この結び方のいいのは
靴を履くとき、足入れする側の
紐を緩めたとき、片方のひもだけが
長くなったり短くなったりしないことと
しっかり締め付けやすいこと。
そしてシングル
シングルは片方のひもを
まず一番上に通す
そしてもう片方を順に通していく
最後まで通していけば
出来上がり。
しかしこの結び方は
片方だけが長くなったり短くなったりしやすい。
モデル撮影では何回も着替えるので
紐がどのようになっているかだけで
スタイリストの腕が分かる。
まあ、どうでも良いことではあるが
紐の結び方一つでも表情がガラリと変わる。
それから紐の色合いを少し変えると
それまでの靴に遊び心が出てきたり
色気が出たり、
少し変化が欲しいなと思う人は
試してみても面白いかもね。
あくまで微妙にね。
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