男と女・女と男・フランスのスーツスタイル | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

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男性のスーツスタイルで特に色っぽさ、中性的な雰囲気を漂わせるのはラテン系のスーツ。


特にフランスのスーツは丸みを持たせた肩幅を若干広くとり、ウエストは英国ほどきつくはない程度に絞り込み、裾が腰に密着する。


肩幅があり、裾が腰に密着すれば、後ろ姿はV字型になり、フランスのスーツスタイルが、「Vライン」と呼ばれてきたのはそのためである。


英国から発生したスーツスタイルは、各国でそれそれの国の伝統や文化により、独自の改良を加えられそれぞれのスタイルに作り替えられてきた。


しかし、フランスのスーツには伝統や文化と言うものではなく、性別を超えたものを取り入れた。


特徴的なのは男性のスタイルに女性の服作りの発想を取り入れたことで、肩を角ばらせながらも、全体のラインを流れるようにとり、シルエットはまさに女性ドレスのような、そんなスタイルを生み出した。


フランスと言う国は、何か、男と女をはっきり区別しながらも、対等として認め合っているような感じを受ける。

フランス映画は男と女、老いも若きも関係がない、恋愛、情事を物語にしたものが多いのも同じ感性なのかもしれない。

私の大好きなエディト・ピアフもそんな生き方を貫いた女性、だから多くのフランス人に愛された。

この写真からは男らしさはほとんど感じられない。ただただ美しい。
$人前に立つ男の服装術・ステージ演出術 

角ばったラインは男性的に見え、丸みを帯びたラインは女性らしさを表す。


ちなみにパリコレは、元は宮廷のパーティーでお気に入りの役者に、自分がデザインした服を着せて、演じさせたことから始まっている。


ファッションとは、社会的上位にいる存在から発生して、下に流れていくそんなものだった。


今はアパレル業界という利益を上げる存在から流れてくる。