出会いの外見力UP!コーチ木村公一です。
よく「自分らしさ」「自分ののスタイル」を見つけるということが言われますが、
自分のスタイルとは、なんなのか?どうしたら見つかるのか?と言う事についてお話しします。
今の時代は「何をどう着よう」が全くの自由、服を着るなんて自分勝手でいいし、人にとやかく言われるものではないと言う事が根底にあります。
しかし、「これが好き」「この色がいい」と、ただの好みだけで選ぶと、トータルを考えない、ちぐはぐなコーディネートになりがちになってしまいます。
そこで一つ考え方として「核」になるものでコーディネートするというものがあります。
例えば、ジーンズは今や誰でもが持っているものですが、本来は仕事着、ワークパンツなんです。
仕事着であるワークパンツを履くのであれば、ワークシューズになるのは必然的で上着はワークシャツになるはずです。
これは、ワークと言うものが「核」になっているわけです。
スーツの場合もイギリススタイル、ラテン、アメリカとその国の思想、国民性、生活スタイルが核になり形もシルエットもそれぞれです。
ボタンダウンがどうしてアメリカで生まれたのかは、ちゃんと理由があるんですね。
国別はいつか詳しくお話ししますが、スーツ場合は「核」になるものとして「色」があると思います。
はっきり言ってスーツでけだはなくお洒落に見える人、お洒落な人は色づかいが上手です。
お洒落な色使いとは簡素さです。いかに色を少なくするか、多くても3~4色で抑えることが肝になります。
それだけではなく色をトータルで考える、「核」として考えると非常に効率的になるんですね!
例えば「紺」を核と決めたら、紺と相性がいいもの以外買わないと決めるんです。
紺はブルー系ですけど、ブルーと一口言っても淡いライトなブルーから黒のようなブルーまで様々です。
そこを意識するだけで「無駄なもの」合わないものが途端に減ってきます。
お洒落の基本は自分をいかに「引き立てる」かですから、極端な服はかえって邪魔になるんです。
濃紺のスーツに淡いブルーのシャツ、ネクタイはネービー。
休日はジャケットの下に白と紺のボーダーシャツに、きれい目、細身のジーンズで合わせればそれなりにカッコ良く見えます。
いろんなものに手を出すより、一つに集中するとそれが、その人のスタイルになっていき、また似合ってくる。
選択と集中。
流行とは 一番新しく、また一番最初に、古くなるもの
男は流行に左右されない「核」をどこかに持っていたいですよね。