クールビズでワイシャツにノーネクタイが、当たり前になってきた日本の夏。
ネクタイを外して前開きにしたら確かに涼しいくなる、しかしネクタイに置いてきぼりにされたワイシャツは、奥さんに逃げられて、一人暮らしになった哀れな男のように見える。
やんか寂しいんだよ、なんか頼りないんだよ、なんか物足りないんだよね、やっぱり。
ネクタイとワイシャツは、コーヒーとクリープ、なくてはならないものなんだよ、フフ、、(恥ずかし)
もし、ネクタイなしでいくなら、ノーネクタイで完結しているもの、かりゆし、ボタンダウン、ポロシャツ、スタンドカラー、なんだったら浴衣までいっちゃうとかね。
そんな中で一番のお勧めは、なんといってもボタンダウンだと思う。
元々ポロ競技のために改良されたシャツだから、ノーネクタイ、ノージャケットOKで、今の日本にピッタリじゃないかと思う、スタイル自体も見るからに若々しい。
夏用のニットのネクタイを持っていて、何かのときにスッと締めて、紺ブレのジャケットを羽織ったら一丁出来上がり!いい感じだと思うけど。
ちなみにボタンダウンは、スーツにはNG、スポーツ競技からきたものは、あくまでカジュアルで、クラシカルなスーツには合わない、だけどアメリカ人は公の場でもスーツにボタンダウンを合わせている。
これは許される、なぜならボタンダウンはアメリカ生まれ、そしてアイビーリーガーのスタイルとしての歴史があるからで、これはアメリカ人だけに許されたスタイルだ。
この首元は、大昔から装飾品で飾ったり、布を巻いたり、宝石で飾ったりして特別な場所だった、それに首は人間の急所でもあるから、無防備にさらされていると、本能的に危うさやスキのようなものを感じるものなのかもしれない。
まあ何を着ようが、本当に自由だ、しかしノーネクタイは変に首元が目立つ。
身だしなみが完璧であるためには、他人の目を惹いてはならない。
ボー・ブランメル