靴 | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

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「たかが外見・されど外見」見た目で損をするのは馬鹿らしい。
度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

靴は良いものを履け。

なにかの雑誌か、服飾評論家か、確かに誰かが言っていた。

どうして高価ないい靴を履くのか、お洒落の基本は靴から、みたいな事も聞いたことはあるが、確かにお洒落な人は間違いなく足元が決まっている、これは間違いないことだと思う。

ヨーロッパのホテルマンは、一日に何百人の人を出迎えるその際に、どのような靴と鞄を持っているかで、その人間がどのような立場の人で、どのようなサービスが必要なのかを見抜くらしい。


足元を見られる
という言葉があるが、わが町浅草の老舗の下駄屋さんが言っていたが、昔も旦那衆の集まりには、料亭が使われていてその料亭の入り口には下足番と言われる、履物を預かる人がいた。まるでさっきのホテルマンのようだが、見る場所がヨーロッパのホテルマンとは違う。こちらは、履物の擦り切れ具合、その擦り切れ具合で商売の良し悪しを見抜く。旦那衆は変な噂が広まると商売にも響くと言うことで、履物には気を遣っていたと、まあ、世間体と見栄と言う、日本的といえば日本的な話だ。

でもこれをおやじモデル的に言わせていただくと、本当にいい靴は男の服装の中で一番変化から遠いところにあるものだからです。

スーツやネクタイ、バックなどは時代の流れとともに変わりやすいものですが、ベーシックでいい靴はここ50年間殆ど変わっていないと言われていて、また身体の中で一番変化しないのもなんです。

安い靴を履き崩して捨てるか、いい靴を何回も直して、手入れをして一生モノとして履くかということです、まあ個人の考えでいいと思いますが。

ここにも原理原則、本物は時代に左右されないと言う事と、手入れをすると言う感謝の気持ちが大切だと言うことが言えるのではないでしょうか。

イチローがアメリカの子供に「どうしたらそんなに活躍する大リーガーになれるのか」と言う質問を受けたときイチローは「方法はいろいろあるが、今すぐ誰にでも出来ることがある、それは必ず自分のグローグやバット、靴などは自分で手入れすこと」と言っていたことを思い出した。

靴には投資を惜しむなと言われているのは、見栄や自己満足だけではなく、もっと実用的でモノを大切にすると言う根本的な面があるんですね。

私の今のマイブームは、山を裸足で歩く事なんですが、始めは、大地を足の裏からじかに感じて「聖なる山と一体になる」だったんですが、そんなもん、痛くて、痛くて聖なる大地を感じることなんか出来ません。(今のところ)

On The Stage  人生は舞台だ!










歩きながら感じたのは、靴って有難いなと言う事と、野犬が出てきたらどうしよう!痛くて逃げられない!

聖なえる大地は、まだまだだけど、感謝と身の安全と言う人間の根本を感じることは、十分に出来ました。