ネクタイ | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

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「たかが外見・されど外見」見た目で損をするのは馬鹿らしい。
度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

ネクタイは男の服装の中で、もっとも正体が分からないものだが、もっともその人間の正体を表すものでもある。

また、ネクタイはビジネスや公共の場への証明書のようなもので、シミが付いていようが、ねじれていようが、首からぶら下がっていれさえすれば、どんな場所への入場も許されるという、不思議なモノでもある。

人の身体の中心、スーツスタイルの中央に陣取ったこのネクタイは、他人の目に一番最初に入ってくるもので、その人間の「思い」「実力」「人間性」までもをさらすことになる。

アメリカの歴代大統領が演説をする際に、決まって真っ赤なネクタイを締めるが、それは「情熱」「パワー」そしてアメリカ国旗の赤、「愛国心」をメッセージとして伝えるためだ。

では、ビジネスという場において、どのような柄のネクタイを選択すればいいのか。

まずは、もっとも基本的なピンドットと呼ばれる水玉模様。この水玉模様の細かい規則性は、秩序を感じさせ、ある社会、組織の一員としての秩序を守りながら、個性を表現すると言うメッセージでもあり、人に安心感、安定感を与える。

そして、ストライプ、現代においてはポプュラーな柄で、鋭さ、シャープさを表現するため、ビジネスにおいてよく使われる柄だが、レジメンタルのストライプは、ある特定のグループのためのチームカラーだと言う歴史がある。

たとえば英国空軍のネクタイは紺、白、エンジ、海兵隊は紺、赤、黄色などのように、さまざまな色の組み合わせでチームカラーが構成される。

私が考えるベーシックで上品なネクタイは紺の無地ではないかと思う。紺という色は国や年齢に関係がなく誰にでも似合う色、また一番目立つ胸元に無地の紺のネクタイを締めると、ネクタイが落ち着いている分、身につけている本人が浮き上がってくるように思う。