アンニョンハセヨ、韓国料理家キムチ王子です。
今年のキムジャンは、トンチミばかり漬けて終わり!の気がするくらいトンチミを沢山漬けました。
韓国産のトンチミ用の大根は、普通に手に入れられないので、身近にある大根を使ってみました。
その中で今日は、辛味大根を使い、梨とザクロ、ゆずを入れた宮廷トンチミを紹介したいと思います。

トンチミは三国時代(BC57年~668年)からあったと言われいますが、
朝鮮時代(1392年~1910年)になってからザクロとゆずなどを入れる高価なものも現れました。

フレッシュなゆずの香りが漂うトンチミに食欲がそそられます。
漬け方は普通のトンチミと変わらなく、ザクロとゆずを加えるだけです。
そして梨を多めに使って甘みを出します。

漬けたばかりはゆずの香りが強く、大根の味をあまり感じれないですが、
発酵、熟成するにつれゆずの香りが馴染んできます。
そして大根とザクロの味も出始めます。
丸一本の大根で漬けた場合は、最低1週間以上、2週間が経ってから食べられます。

乳酸菌がたっぷりのトンチミは、庶民の冬の飲み物と言えます。
トンチミは、絶対味わって欲しい韓国味!だと思っています。
次回は、辛味大根を使ったトンチミの作り方を紹介させていただきます。
それでは、今日も美味しい一日を・・・
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所沢でキムチ王子