アンニョンハセヨ、韓国料理家キムチ王子です。
今日はチョッパルの話の続きで、チョッパルの由来について話したいと思います。
チャンチュンドン(新羅ホテル)から南山(国立劇場)に上る道は、秋になるととても綺麗です。
昔の職場が国立劇場の向かい側にありました。
紅葉

奨忠洞(チャンチュンドン)は、チョッパルのメッカと言えるところで、
全国に「奨忠洞」をつけたチョッパルの店が数千軒もあるそうです。
チャンチュンドンは地下鉄3号線の東大入口駅で、奨忠(チャンチュン)体育館と新羅ホテルがあります。
韓国でチョッパルの専門店は数え切れないほど多く、出前の代表メニューと言えます。
酒の肴としても大変人気がありますが、酒を飲まない人でも(妊婦を含め)好きな料理です。
しかしその歴史は、意外と短いです。
奨忠洞には10軒くらいの店がありますし、有名店が多いです。
その中でも元祖と呼ばれるところが平安道チョッパルチプ(평안도 족발집)です。
「最初は一枚10ウォンのビンデトック(빈대떡 緑豆のチヂミ)で始めたが、
メニューの品数が少なく、新しいメニューを考案したのがチョッパルであります。
乳が出なくなった産婦が豚足を煮込んで食べるところからヒントを得たそうです。」
*引用:ホ・ヨンマン「食客」
ドイツの豚足料理のSchweinshaxwとEisbeinを参考にしたそうです。
平安道チョッパルチプは、1960年くらいにオープンしたので、50年くらいの歴史を持ってます。
50年を一つの料理で勝負すること、作り続けることは素晴らしいことですね。
チョッパルが生まれたチョッパルのメッカのチャンチュンドンで、本場のチョッパルを味わってみたいですね。
僕も日本に来て10年以上チャンチュンドンに行ってないですが、
今度帰る時は、昔の同僚達と行ってみたいと思っています。

柔らかくてとろけるお肉にソジュ一杯したいですね

それでは、今日も美味しい一日を・・・
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新大久保でキムチ王子


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